【種別】
道具・電子貨幣

【初出】
とある科学の超電磁砲第十八話

【解説】
学園都市内で流通している電子貨幣制度の一つ。
一般的な電子マネーと同様、金額を予めチャージしておき、会計の際に提示して利用する。

8月10日前後、第七学区のあちこちで封筒に入ったマネーカードがばらまかれている事案が発生。
主に人通りが少ない路地にて発見され、金額は1000円くらいから多いものでは50000円を超えるという。
マネーカードの投棄は貨幣の遺棄には当たらないため、
違法行為としては裁けず、警備員風紀委員も動いていなかったが、
噂が広まった影響で取得者どうしのトラブルが発生したり、
武装無能力集団(スキルアウト)の縄張りに迷い込んで絡まれたりと被害が発生している。
そのため、風紀委員である白井黒子初春飾利が調査に駆り出された他、
噂好きである佐天涙子御坂美琴を巻き込んでカード探しを行った。

その実体は、「死角を人の目で埋めれば絶対能力進化実験を阻止出来るのでは無いか」と考えた布束砥信が、
人目につかない路地や裏通りなど、監視カメラの死角になっている場所を潰すべく行った、ささやかな妨害活動だった。

最終更新:2015年06月14日 00:01