【種別】
位相

【元ネタ】
常世・常夜(とこよ)とも。永久に変わらない神域を指す。
Wikipedia - 常世

【初出】
新約十巻

【解説】
魔神である僧正ネフテュスといった、真のグレムリンが潜む世界。
オティヌスがこの世界に重なる全ての『位相』を破壊して何一つ残らなくなった「黒一色の世界」から、
更に薄皮一枚隔てて存在する、何人にも把握できない位相。
内部は時間や空間の概念が意味を持たず、髪の毛一本分の隙間が無限の距離に広がるような場所。
魔神達は自分たちの存在を悟られないように、ここから現実世界を観察していた。

アレイスター=クロウリーはオティヌス率いるグレムリンの行動を問題視しつつも、
ここに潜む魔神達と接触する方法の模索を優先し、
存在しない数で埋め尽くされた座標を10進法に変換することで侵入に成功。
アレイスターによって隠世を破壊されたことにより、
魔神たちは現実世界での行動を余儀なくされる。

最終更新:2017年07月04日 18:59