【種別】
人名(通称)・神名

【元ネタ】
ブードゥー教のルーツであるヴォドゥンにおいて信仰される神、「ンザンビ(Nzambi)」。
「不思議な力を持つもの」はンザンビと呼ばれており、その対象は人や動物、物などにも及ぶ。
Wikipedia - ゾンビ

【初出】
新約十巻(「ゾンビ少女」と呼称)
詳細は新約十二巻

【解説】
真の『グレムリン』に所属する『魔神』の一柱。
ブードゥーを基盤とし、多文化に広く関わっている。

僧正ら三柱に先行して『隠世』から現世に出現し、
術式『鏡合わせの分割』を構築して他の『魔神』が現世で活動可能になるよう下準備を行っていた。
この手法は無事に確立され『魔神』達に提供されたが、
現世に現れた三柱と合流する前に、木原脳幹と接触。

(アレイスターの弱体化)術式適用前、つまり、弱体化する前の万全な状態だったにもかかわらず、撃破されてしまっていた。
実際に『魔神』たちに提供されたものはアレイスターの手により改変されたものだった。
『魔神』たちはそれらに気付くことがなく、アレイスターにしてやられる結果となった。

磔にされた死体は、鉄骨を交差させて無理矢理作った十字架に有刺鉄線で雁字搦めにされ、
タングステン鋼の杭を大量に打ち付けられた状態で僧正達の前に差し出された。
その無骨な十字架は、魔術的な薔薇の記号にも似た意匠が施されていた。


最終更新:2023年08月26日 06:54