【種別】
組織

【元ネタ】
Disciplinary Action:懲戒処分

【初出】
とある科学の一方通行 第1話

【解説】
警備員(アンチスキル)』内の一部署。
「懲戒処分を受けた警備員同士の互助組織」を建前として掲げているが、
裏では『完全なる正義を実現する』という歪んだ信念の元に運営される秘密結社と化している。

その信念や理想に共感した『警備員』や元『警備員』、
強大な権力者や不採用に終わった防衛企業、危険な脳科学者など、
シンパやスポンサーから資金・情報・技術の供与を受けて大規模化していった。
スポンサーや技術者から提供される装備は一般『警備員』の最精鋭を軽く凌駕する。
最大権力者の一角である統括理事の一人、亡本裏蔵の傘下にあるため、
一般の『警備員』には情報が一切開示されず、活動は秘匿されている。

トップ集団による合議制で行動が決定されているが、
その内情は決して統制されたものではなく、武装カルト集団のようなイメージを受ける。
構成メンバーも、過剰な制圧活動で学生を半身不随にした後に行方不明になっていた者、
『警備員』の兵器をテロリストの敵対組織に横流し、テロリストの殲滅を図った者など、
行き過ぎた思想や行動理念に傾倒していることが見て取れる。
実際に、『悪』と断じた相手や『正義』を行うという題目での行動に対しては、
闘争中に通行人を人質に取ったり、命を奪ったりといった非人道的な行為も平気で行っている。
後に構成メンバーのリストを見た黄泉川愛穂曰く、
「警備員の闇が結集したような組織」。

協力者である菱形の意向に従い、
逃走したエステル=ローゼンタールの捕縛を構成員の西雄に命じるが、
逃げ込まれた病院に入院していた一方通行に阻まれて失敗。
その後、先の戦闘で撃破された『棺桶』内にあった人皮挟美の死体を処分するため、
再度病院に侵入するも一方通行・エステル両名にまたも妨害を受けて失敗。
偶然から逃走中に妹達の一人を捕獲したものの、
度重ねて衆目の集まる医療施設での騒動を起こしたことから亡本に見切りをつけられてしまい、
屍喰部隊(スカベンジャー)』に襲撃を受けることとなった。
同時に一般『警備員』に対しての情報規制も解除され、
『屍喰部隊』の襲撃直後に『警備員』の制圧部隊とも交戦状態に陥っている。

【関連】
DAアラウズ

最終更新:2019年11月03日 23:22