【種別】
人名


【解説】
イギリス清教第零聖堂区必要悪の教会所属の魔術師
...というのは偽装で、偽物のオペレーターの指示で『必要悪の教会』のフリーディア=ストライカーズを騙して合流し、
彼女自身に市民図書館を案内させる事でフリーパスとして機能させた。
大柄な男で、数十人程の部下を引き連れている。
ジュラルミンでできた細長いケースの中に木製のストックを備え、大振りな猟銃を模した霊装を持ち歩いており、機関部は特殊なようで、リボルバーのような回転式のシリンダーが備えられている。部下も同じものを所有している。

戦闘では『神の子』の処刑に関するヒントが幾つも垣間見えていたが、全部丸ごとハッタリ。
血を吸う猟銃、釘を模した弾丸、フラックの詠唱も、全て本命を隠すためのデコイに過ぎなかった。

その本命は『音』であり、特殊な『音』を耳にした者を攻撃する術式。 
フラックは銃身という発音用の金属筒を複数用意する事で聖化を帯びた『和音』を自由に生み出す魔術師で、
これらはフラックの猟銃と部下の猟銃を組み合わせたパイプオルガンとして機能する。
このような事から、フラックは絶対的な攻撃手段を持ちながら、演出過剰な部下達を常に控えさせなければならなかった。
五和が術式の秘密を看破した直後、建宮が急襲。
しかし、フラックは既に死霊術書の情報を『音』に封入し、黒幕へ送信していた。


最終更新:2015年01月03日 14:09