【種別】
人名

【元ネタ】
旧約聖書39文書のひとつ『エステル記』
Wikipedia-エステル記

【初出】
とある科学の一方通行 第1話

【CV】
久保 ユリカ

【解説】
特殊な『死霊術』を継承するローゼンタール家の、第23代目当主を務める少女。

金髪緑眼に、左目の下にある泣きボクロが特徴的。
メリハリの利いたスタイルの持ち主で、特に胸に関しては打ち止めから嫉妬される程。

正義感と義務感が強い性格で、他人に利用されたり命を狙われてもなお善性があると信じる根っからのお人好し。
ただ立場と性格からか問題を一人で抱え込みやすく、解決の為に自身の置かれた状況を無視して奔走する向こう見ずな部分もある。

使用する魔術とは裏腹に人と命を第一とし、死者に敬意を示す。
死体への不当な扱いには怒りを露わにし、死霊術も極力使いたがらない。

常識は備えているが生まれからか世間知らずな点もあり、
料理や生活用品をまともに知らなかったり、
衣服を防御力でしか見ておらず、下着姿を見られても平然としていたりする。
そして魔術師特有の科学オンチ。

本編開始以前、『プロデュース』のスーパーバイザーとして学園都市に招かれ、
菱形幹比古菱形蛭魅と知り合う。
(エステルは「騙された」と申告している事から、実験の詳細は説明されていなかったと思われる。)
彼らと友人になり交流を重ねていたが、ある時に起きた事故で蛭魅は重傷を負い、死亡してしまう。
エステルは死霊術の技を応用して蘇生を試みるが、
結果として『檮杌』を宿しただけの蛭魅とは違う存在になってしまった。
自身の過ちに気付いたエステルは菱形達へのこれ以上の協力を拒否。
そのため拘束・幽閉されてしまうことになった。

後に、打ち止めが狙われている事を知り、彼女を守るために脱走。
打ち止めの入院している病院で『DA』の追っ手である西雄に追いつかれるが、
偶然迷い込んだ病室で一方通行(アクセラレータ)と遭遇し、彼に協力を仰ぐことになった。
一方通行を「師匠」と呼んで慕い、迷惑がられてもやめようとしない。

棺桶』に組み込まれていた人皮の死後の魂の開放のために
自身の術式である禍斗(かと)でひとまず支配下に置いたところ、
人皮の死体を処分するために再度病院に侵入してきた二人の『DA』と遭遇し、そのまま戦闘に突入。
一方通行との共闘で『DA』を退けたが、逃走した『DA』の一人は人質をとって逃亡。
彼女を救出するため、倒れた一方通行を病院に残したまま『禍斗』を従えて追跡を開始した。

聖音高等学校に辿り着き、
舜帝の剣檮杌(とうこつ)の符を破って計画阻止に成功。
禍斗を伴い、一方通行の前から姿を消した。

【口調】
一人称は「私」。特殊な口調はない。
菱形との実験時代は一人称が「エステル」だった。

最終更新:2019年11月22日 23:43