【種別】
人名(通称)


【初出】
新約8巻

【解説】
グレムリン正規メンバーを務める青年魔術師
メンバーの中でも直接戦闘を担当し、
北欧神話における最終戦争ラグナロクの時、主神オーディンを喰らう獣の名を冠している。
伝承では、それを恐れた神々の手によって縛り付けられ、下顎から口の中へ剣を突き刺され、その顎が閉じないようにされており、
その際、巨大なフェンリルの口から溢れる涎は大きな川を作ったと言われており、彼はそれを利用した術式を扱う。

任意の場所へ地脈・龍脈における『川』と同じ記号を盛り込むことで、地脈・龍脈など周囲のエネルギーを呑み込む『溝』を作る。当然魔術に使用する魔力も呑み込まれてしまい、結果として相手の魔術を受け流す。
見た目は空間に黒い亀裂が入り、魔術が亀裂に呑み込まれるように消失する。
あくまで受け流しであり幻想殺しのような打ち消す代物ではないが、
こちらは相手の体を直接亀裂に巻き込み、呑み込む事も可能。
「中切歯」「側切歯」「犬歯」など様々な種類がある模様。

新約8巻ではアラスカのレーダー基地を強襲。
その阻止に現れたオリアナ=トムソンと戦闘を開始した。

新約10巻ではオティヌスの離脱に気づき、戦闘を放棄。
ミミルの泉に到着し、他のメンバーらとオティヌス殲滅の算段をしていた所を他の正規メンバー共々トールに始末された。

【補足】
元ネタであるフェンリルは『とある魔術のヘヴィーな座敷童が簡単な殺人妃の婚活事情』にも登場。
実妹ヘルを救うべく決起しようとしたが、陣内忍に説得されて引き下がった。


最終更新:2018年07月23日 22:35