【種別】
技術・特殊能力?

【初出】
二十巻

【解説】
上条当麻の戦闘センスについての一種の解答として、一方通行が推測したもの。
例えば、御坂美琴が能力を使用する際にまき散らす微弱な磁場や電磁波が周囲の鉄製品を揺らしたり、
攻撃の際の瞬きや呼吸のリズム、微細な筋肉の動きなど、
『本人の意図しない微弱な動き』からこれから行おうとしている攻撃を察知する力。

能力そのものと、そこから派生する余波を、どう利用するかと言う判断基準。そして具体的に行われる臨機応変な戦術の切り替え、
さらに能力者や魔術師との度重なる戦闘で自身に蓄積された経験。
それらを反射神経と組み合わせて、頭の裏側にある部分で処理した結果扱える、本人にも殆ど自覚の無いであろう戦闘技術。
能力と言うより、もはや職人芸の領域に足を突っ込んだ技術であり、上条自身も頭で理解しようとすると精度が狂ってしまう。

あくまでも上記は「一方通行の推測」であったが、学園都市の裏では周知の事実になっていたようで、
恋査はサイボーグの肉体を利用して自身の表情や筋肉の動きなどを制御し、上条に与える情報を減らす事で対策してみせた。

上条以外にも、キャーリサ傾国の女も『勘や予兆』といった第六感的情報から相手の攻撃を先読みしている描写がある。
また、大天使『神の力』は「神の伝令」という役割を持つことから情報の送受信に長けており、
『勘や予兆』を好きなように加工して、好きな方向・距離・タイミングで受信させることが可能であるため、『前兆の感知』が通用しないらしい。

最終更新:2018年06月09日 23:57