【種別】
存在概念

【初出】
明確に定義されたのは新約七巻
虚数学区の一部である風斬の登場自体は六巻

【解説】
AIM拡散力場を演算媒体として自律思考し、行動する存在の総称。
作中では「AIM系思考体」とも呼称されている。


これらAIMで構成された存在は体内に三角柱状の「核」を持ち、これを破壊されると基本的に存在を維持出来なくなる。
また、AIM拡散力場という異能の力の塊であるため、幻想殺しに触れると存在が霧散する。

薬味久子は、AIMを媒体にした濃淡コンピュータへと自身の意識を移すことで、思考体へと「深化」した。
彼女の場合「物理的には直接捕捉も接触もできないが、向こうからは一方的に視認されるし声も聞こえる」という、
ちょうど幽霊のような状態であったらしい。
ただし物質としてそこに存在しないだけで、AIM的には「人型の薬味久子」が明確に存在するらしく、認識・干渉手段があれば対抗は可能。

薬味はあくまで濃淡コンピュータ経由で学園都市のAIM中に思考を割り込ませただけのイレギュラーにすぎないので、
物質的な肉体も持たず、再生などの現象や「核」も確認されていない。「思考」体としては、一応同じ系列に位置するものと思われる。

最終更新:2018年02月22日 13:42