1:
【種別】
噂話

【初出】
三巻

【解説】
学園都市で流れる虚数学区に関する噂。
虚数学区に秘匿されているとされる架空技術関連の話の一つで、
曰く、
「世界中の偉人・聖人のDNAを保管し、
 その解析の結果、ボタン一つでいくらでも天才を製造できる『才人工房(クローンドリー)』がある」

2:
【種別】
組織名

【初出】
とある科学の超電磁砲第六十話

【解説】
天才や偉人級の人間を人工的に生み出す事を目的とした学園都市暗部の研究機関。
第二学区に研究所が存在するが、その存在は極秘。
食蜂操祈もここに所属しており、能力開発を受けていた。

複数の研究室があり、それぞれが別の計画、実験を行っていた。
  • 第一研究室
食蜂が所属。被験者は彼女のみで、彼女を中心としたある計画(下記参照)を進めていた。
  • 第二研究室
詳細不明。
なおアニメ版(超電磁砲T)では警策の能力開発を行う研究室として猫写されており、
担当する研究員は警策のみならず第一研究室(食蜂)やドリーも受け持っている様子である。
  • 第三研究室
能力開発クラス『内部進化(アイデアル)』があり、「実際に超能力者(レベル5)を育てた*1」実績のある特別教育施設。
帆風、蜜蟻、遊里、弓箭姉妹をはじめ、最も所属者が多い。

上述の通り、本来は「天才や偉人級の人間を人工的に生み出す」ことを目標としていたものの、
食蜂の能力に目が眩んだ第一研究室の研究者達は、
偉人を作るよりも偉人を洗脳した方が早いと短絡し、エクステリア計画を開始。
外装代脳(エクステリア)を完成させることで、自らが『心理掌握』を自在に操れるようになることを目指した。

また、更に上層の組織から、0号(プロトタイプ)『通称・ドリー』というクローンの少女を預けられており、
こちらでも何らかのデータを採取していた。
ただ、この件に関して研究者達は「目的もわからない人形遊び」と評しており、
あまり重要には扱っていなかったようだ。

能力の影響もあって他人を信頼していない食蜂は、ドリーの死後より外装代脳に関係する研究員の洗脳を進め、常盤台入学前には完全に掌握。
外装代脳計画の本来の目的は潰され、第一研究室は食蜂に乗っ取られてしまった。

その後、第三研究室「アイデアル」についても食蜂の手により掌握・解体されている。

これらは食蜂が常盤台中学に入学する前、小学校六年生の頃の話であり、
以後は食蜂の隠れ家兼支援要員としていいように使われていた。
ただし、本編時系列(今年)の10月には才人工房ビルが崩壊寸前の状態になっており(『アストラル・バディ』最終話)、その後の動向は不明。

【(元)所属者一覧】
  • 研究室不明
  • 第一研究室
  • 第二研究室
  • 第三研究室「内部進化」
 蠢動俊三(研究員)
 遠峰叶理(研究員)
 帆風潤子
 北条静護(研究員)
 蜜蟻愛愉
 悠里千夜
 弓箭入鹿
 弓箭猟虎
この他、本名不明の所属者が多数所属していた。

最終更新:2022年05月21日 14:33

*1 食蜂は作中当時まだ大能力者(レベル4)であったため、「実際に超能力者(レベル5)を育てた」という触れ込みが誰を指しているのかは不明