【種別】
兵器

【初出】
新約七巻

【解説】
薬味久子が開発した狙撃兵器の一種。
黒と黄色の縞々模様に彩られた、生き物なら自然と警戒を抱くようなデザインの矢を、
ガス圧を利用した専用銃のマガジンに組み込んで射出する。
地面に倒れていた『破滅屋』の首元に矢を突き立てたことから、
「空から一直線に落ちてくる」ような弾道で飛んでくるはずだが、
どのような技術が用いられているかは不明。
恋査#029の言によれば、使い物にならなくなった「前の恋査」達の視床下部は、
これの演算誘導部品として流用される場合もあるらしい。
矢の先端には大量のギ酸が含まれており、
矢を受けると皮膚が変色し、肉は腫れ上がって気管を圧迫し、惨たらしい死に至る。
しかも実際に死に至るまでには15分以上はかかるという、制作者の病的な拘りが見て取れる一品。

最終更新:2013年05月23日 11:06