【種別】
人名(通称)

【初出】
新約七巻

【解説】
学園都市暗部で末端の人間を統率する『仲介人』の一人。
タイトなジャケットにロングスカートを穿いた若い女。
その実力は折り紙付きで、業界では「実体のないAIである」なんて噂も存在する。
情報流出にはやはり気を遣っており、
トウモロコシのデンプンを固めて作ったメモ帳を持ち歩き、
メモを取る際はチョコレートのインクで記入することで、証拠を隠滅できるようにしている。

不願竜造が撃破されたという情報をキャッチし、
末端組織の人間を操って不願の財産である金塊を回収するように指示を下した。
それぞれの「ハイエナ」は個別に指定場所であるコインランドリーに回収した金塊を放り込み、
それを回収して雲隠れをする算段だったようだ。
しかし、事前に土御門元春が金塊に「ニオイ」を付けていたために補足されてしまい、
土御門の求める『人的資源』プロジェクトの情報を吐かされることになった。
彼女自身は「指揮下にあるのに勝手にいなくなった駒」を数人把握している程度だったが、
これをリストアップして土御門に渡している。
リストアップした人物には、安生悠花黒松高尾今川志熊等、
10人の名前が記されていたが、最終的に全員が死亡している。

なお、土御門が交渉のカードとして提示したのは「金塊に付けた香水のナンバー」だったが、
後に実際に付けられていたのがクレアファームのナンバー1056という安物だと知り、
彼に対して悪態をついている。

最終更新:2013年05月23日 01:34