【種別】
人名

【初出】
劇場版とある魔術の禁書目録―エンデュミオンの奇跡―
新約十一巻にて名前のみ登場

【CV】
佐倉 綾音

【解説】
宇宙エレベータエンデュミオンの建設に関わった、オービット・ポータル社の社長。
オリオン号事件で大打撃を受け倒産寸前まで追い込まれたが、同社を買い取って経営を立て直し、
宇宙エレベータ建設にまでこぎつけた天才的経営手腕の持ち主で、
天才ゴスロリ美少女社長として有名である。
劇場版BD/DVD特典のおまけアニメによると、身長は135cm。

その正体は1000年以上の時を生きる不死に囚われた魔術師
漫画版ではさらに詳しく描かれ、元々はギリシャ占星術を得意とする予言巫女(シビル)
生まれたのは1182年だという。
その不死の呪いによる死への渇望からあらゆる方法で自殺を試す中、
宇宙からの墜落ならば死ねるかもしれないと考え、意図的にオリオン号を墜落させる計画を企てた。

この計画は「奇蹟」によって失敗したものの、副産物として鳴護アリサを発見。
ここからエンデュミオンとアリサを核とし、アリサの歌によって人々を集め熱狂させて、
そこから獲得したエネルギーを使った大規模魔術で北半球を道連れにする壮大な自殺を目論むが、
インデックスの強制詠唱や、
エンデュミオンの倒壊を阻止するために尽力した様々な人の力、
そして「奇蹟」で分離していたアリサとシャットアウラが再び1人に戻る際の歪曲が再び「奇蹟」を起こし、レディリーの計画を打ち破る事となった。

その後、彼女はアレイスターに回収されて不死の研究材料とされる事となった。
(劇場版では目を見開いたままフラスコのような物の中に保存されているが、
漫画ではベッドの上で瞼を閉ざして安らかに横たわっている)
後に明らかになった窓のないビルの用途から察するに、
本当は「宇宙空間で魔術を行使した貴重なサンプル」として回収されたものと思われる。
あるいはフロイライン=クロイトゥーネと同じく、
殺せない存在を窓のないビルに閉じ込めておくつもりだったという可能性も考えられる。

魔術師でありながら学園都市に居住しているという二面性を表すように、
魔術サイドの男性型と科学サイドの女性型、それぞれの力で生み出された自動人形を置いている。

鎌池氏によれば、レディリーは十字軍の遠征で負傷した兵士を助けた際にもらった
「アンブロシア」を食べたことで不老不死となったらしい。
しかし、そのせいで身体のサイクルがねじれてしまい、生命力が身体を循環している。
このため、生命力を魔力に変換する必要のある魔術を使えず、
魔術の使用には代理を立てる必要があるとの事。

【備考】
劇中を含めたこれまでにレディリーが受けた死因と回数
ナイフで刺されるのは16回
爆発は38回
真空に投げ出されるのは1回
シャットアウラに銃で撃たれた為、銃殺も最低1回以上ある。

最終更新:2020年04月25日 12:54