【種別】
建築物

【元ネタ】
月の女神セレネに愛され、永遠の眠りについたというエンデュミオン
Wikipedia-エンデュミオーン

【初出】
とある魔術と科学の群奏活劇
劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-

【解説】
オービット・ポータル社が建設した青い宇宙エレベーター。正式な発表があったのは9月13日。
学園都市に建設するのは赤道直下に作るよりはるかに困難であったが、
学園都市の技術力により、それを物ともせず実現不可能と言われるほどの速さで建てられた。
建設場所は第二三学区オリオン号が墜落した場所で、近くにその慰霊碑がある。
宇宙空間に突き出ている部分にはスペースデブリ対策の迎撃装置が数多く設置されている。

しかし、その正体はレディリー=タングルロードが不死の呪いを解くための大規模魔術装置。
レディリーは鳴護アリサを核にして発動させようとしたが、インデックスの歌により術式を解体された。

なおインデックスやステイル曰く「シュメールのジグラット」「バベルの塔」といったものに類する物であり、
ここまで大きすぎる建造物は存在自体が魔術的な意味を持ってしまう。
魔術的な力の流れも大きく変わってしまい、結果的に科学側と魔術側の協定違反。
ウレアパディー(未編集)はこれを利用し、建設途中であったエンデュミオンを使って宇宙空間に魔力を伝えようとしていた。
魔術サイドには建設計画が隠匿されていた模様で、
ステイルは「もし建設前に存在を知っていたら外交努力で潰していただろう」と語っている。
本編から三年前に建設開始のはずだが、
知識の記憶は失っていないはずの上条がステイルから教えられるまで存在を全く知らなかったあたり、
何らかのステルス技術が使われていた可能性もある。

尚、劇場版公開より制作が後のアニメ『超電磁砲S』では、時々背景に空まで伸びるエンデュミオンが描かれている他、
後半のストーリーである革命未明編では建設途中の姿が登場する。
また、エンデュミオンの存在・設定やその派生技術や劇場版での出来事は、
「原作と同じ時系列で発生した事件」として正史に取り入れられている。
劇場版の時系列は9月15日~18日にあたり、原作八巻(残骸編、9月14日)と原作九巻(大覇星祭初日、9月19日)の間となる。

最終更新:2022年01月16日 14:04