【種別】
人名

【元ネタ】
ギリシャ神話に登場する、大工のダイダロスに由来していると思われる。
ダイダロスには、塔に閉じ込められた際に人工の翼を作り
飛んで逃げたという逸話がある。
Wikipedia - ダイダロス

【初出】
とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-

【CV】
斧アツシ

【解説】
オリオン号の機長を務めていた人物で、シャットアウラ=セクウェンツィアの父。

本編から三年前、
機長としてオービット・ポータル社のオリオン号による開業記念試験飛行を行っていた際、
スペースデブリの接触によるエンジンブロック損傷という事故が発生してしまう。
絶望的な状況に副機長が錯乱し、操縦席を離れてしまっても最後まであきらめずにオリオン号を操縦し、
なんとか第二三学区への不時着を成功させた。

このオリオン号事件は乗客乗員88名が奇蹟的に生還したことから、
『88の奇蹟』の名で世間に知られている。
しかし、実際にはディダロスはこの事故で死亡しており、
居ないはずの89人目」が「88人」の生還を演出していたのだった。
事実が判明した際には世間は既に『88の奇蹟』の話題で持ちきりだった為に、
事情を知る者達は風聞を恐れて機長死亡の事実を黙殺し、一般に発表しないまま現在に至る。

『88の奇蹟』の裏側には鳴護アリサの力もあったものの、
ディダロス自身が最後まで諦めなかったからこそ奇蹟が起きたとも考えられる。

最終更新:2016年07月10日 02:19