【種別】
物質


【初出】
とある科学の超電磁砲SS 通称『初春飾利SS』

【解説】
衛星を運んだりするロケットの打ち上げ時に使われる液体燃料。
爆発力が大きく、有毒。気化したヒドラジンを吸い込めばのどから肺まで爛れてしまう。
そのため扱いにはとても注意が必要である。
学園都市でも扱える学区が限られており、もっぱら第一〇学区でしか取り扱われていない。
その危険性は学園都市でも議論されており、金星探査コンテストのロケットの打ち上げが活発になった際にワイドショーで騒がれた。

八月一日、衛星ひこぼしⅡ号の追加実験棟モジュールに一五〇〇キロ注入され第二三学区に運ばれる途中、
運んでいた将軍がハイジャックされ、数万人規模の被害を発生させるところだった。
この件は初春警備員の尽力によって、被害を未然に防いだ。
なお犯人の目的は第三学区の国際会議場での学園都市統括理事会と世界七ヶ国の首脳陣による公式会談だったようで、
その会場にヒドラジンを撒き散らそうとしていた模様。
九月十一日、金星探査コンテスト用の打ち上げロケットにある姿勢制御用補助ブースターの一つに注入されていたところをウレアパディー(未編集)に襲撃される。
上条らと対峙したウレアパディーがブラフマーアストラで運搬車両を損傷させ、中身のヒドラジンを辺りに撒くが、
インデックスの知識を用いたステイルの魔術で毒性を消され、事なきを得る。
余談だが注入されていたロケットの本当の目的はエンデュミオンを建造するための資材を運ぶことであった。

最終更新:2013年03月01日 23:25