【種別】
魔術結社

【初出】
とある魔術と科学の群奏活劇

【解説】
インド神話系魔術結社。
「人間の肉体の限界を超えた鍛錬によって限界を肉体を手に入れる」事を目的とした組織であり、
宇宙や天文に関しても関係しているらしい。
また、神々の特性を象徴する力や武器を作成する技術を持ち、それらすべてを『アストラ』と呼称している。
規模は50人程度で、幹部は6人。
ステイル=マグヌスには「規模は小さいが、それゆえに妥協を誘うのが難しい相当危険な組織」と評された。

かつて組織力の強化を目指して『アストラの再編』と呼ばれる計画を実行したが、
計画の参加者15人のうちウレアパディー=エキシカ(未編集)を除いて精神が肉体に適合できなくなり死亡。
生き残ったウレアパディーも重傷を負うこととなった。
組織の上層部は生き残ったウレアパディーの力の強さを危惧して計画を凍結したため、
ウレアパディーの心に禍根を残す一因となった。

9月10日前後、表向きは
『楽をして力を手に入れる学園都市の科学的なトレーニング法は卑怯であり、自身らの思想に反する』
という名目で、ソーズティ=エキシカを始めとする二十人ほどが学園都市に侵入。
第二三学区への侵攻を最終目標としており、
その手段として『アグニの祭火』を用いた学園都市を丸ごと焼き尽くす計画を実行した。
しかしイギリス清教や学園都市には事前の動きを察知されており、
ステイルや上条当麻達に追撃を受けて阻止されてしまう。

作戦の中核だったソーズティが囮として時間を稼いでいる間に再起を図ろうとしたが、
そのタイミングで機会を狙っていたウレアパディーが組織を裏切り、構成員は全滅。
幹部6人は一度は逃走に成功するものの、すぐに捕捉されて倒された。
その際、ウレアパディーの口から『アストラの再編』を凍結した事への禍根から、
ブラフマーアストラ』を完成させるために組織の方針を彼女のいいように誘導・利用していた事が語られた。

なお、「批判するのは学園都市の在り方なのに、何故『第二三学区』という特定区域を標的にするのか?」
という点に関しては末端までは説明されていなかった。
後に判ったことだが、上層部(及びウレアパディー)は『エンデュミオン』のことを知っていたらしく、
全ての黒幕たる魔術師パンタグルエル(未編集)に誘いを受けたことからも、
真の目的はエンデュミオンを破壊することだったと推測される。

9/12の『エンデュミオン』前での決闘の結果、組織は壊滅。
生き残ったソーズティやウレアパディーは『必要悪の教会』に移送されることとなった。

最終更新:2014年03月02日 22:16