【解説】
突如として
学園都市に出現した謎の敵性存在。
二回に渡り出現しており、そのどちらも共通して何らかの異能を使う者達の姿をしている。
最初に現れたときの各個体は全体的に赤い色をしており、
ステイル=マグヌス、
一方通行、
妹達の形をとり、本人の思考の一部を再現している。
能力は模した相手の能力を使っているようで、
ステイルの幻想擬体は
魔女狩りの王を使役し、
妹達の幻想擬体は
ミサカネットワークに干渉してネットワークを乱させ、
一方通行の幻想擬体は
黒い噴射する翼を持つ者もいた。
暴走している者もおり、それらは通常の幻想擬体より能力が高い。
二回目に現れたときは暴走する個体はおらず、色も赤くなくなった。
また、最初のときよりも広範囲に渡って出現していたようで、
上条当麻や
御坂美琴も迎撃に当たっていた。
最初の者達に加えて
アックアや
ヴェントという
神の右席、
グループの面々、はては
風斬氷華に上条当麻までもを模して現れた。
アックアは
アスカロンを所持していたが、時系列がどうなっているのかは不明。
彼らは擬体コアと呼ばれる円形の核を有しており、撃破すれば擬体コアに戻る。
手に入る擬態コアはすべて中央部分にヒビが入っているようにも見える。
また、擬態コアには『AIM CLONE』『COER』と書かれている。COERが何を表しているのかは不明。
最初に出現した際にはすべての擬体コアが幻想擬体になったわけではなく、いくつかは実体化しなかった。
だが二回目のときは全部が幻想擬体と化した。
名称から
AIM拡散力場を想起させるが、関係性は不明。
最初はとある場所にて
ある人物が実験のために学園都市に解き放った。
助けを求めてきた
打ち止めと合流したプレイヤー達は、
擬体コアからワクチンを作って事態を収拾するために幻想擬体と戦うことになる。
また、幻想擬体達自身も積極的にプレイヤーの前に立ちはだかった。
二回目はウサミミの研究対象としてプレイヤーと戦った。
実は
幻想片影の能力で作られた存在であり、
不完全な者がいた理由は幻想片影が未完成だったからである。
また、幻想擬体は確かに消滅したものの、
実際にワクチンが作られたのかどうかも不明である。
何より二回目が出現したということは、
ワクチンが作られようが作られまいが出現を完全に抑えられるか分からないということでもある。
後にストーリー本編に登場した『
多重偏影』との類似点が多くみられ、
発生経緯からすると『多重偏影』のテストだった可能性が高い。
最終更新:2018年11月17日 18:06