【種別】
計画・概念

【元ネタ】
agitate :人を扇動する、人の心をかき乱す・動揺させる
halation :写真の像で、強い光の当たった場所の周囲が白くぼける事。転じて、他に(主に悪い)影響を及ぼす事。

【初出】
名前のみ新約六巻
詳細は新約七巻

【解説】
フレメア=セイヴェルンを学園都市のヒーロー約7500人の保護対象とし、
不確定要素が強すぎるヒーロー達を潰し合わせる計画。
木原唯一曰く「無能力者の新しい可能性」。

真の目的はプロジェクトの中心人物である薬味久子が自身の意識をAIM拡散力場へ移すことであった。
『人的資源』プロジェクトの項も参照。

計画は恋査が垣根を戦闘不能にし、上条を倒せばフレメアを殺害できる状況まで進めることが出来た。
しかしフレメアが傷付いた垣根を介抱し、垣根の戦う理由を聞いた彼女は
自分の願いが叶うたびに大切な人が傷付く世界を拒み、大切な人を守れる存在、すなわち『ヒーロー』になることを決意する。
『人的資源プロジェクト』の根幹には「フレメアが保護対象である」という大前提が存在する。
裏を返せば、フレメアがヒーローとして覚醒してしまった事はプロジェクトが根幹から覆されてしまったことを指す。
そしてAIM拡散力場にいる薬味を認識、浜面や垣根を傷付けた彼女の幻想を否定して恋査の中へ叩き込むことで計画を失敗に追い込んだ。

単語としては、新約6巻にて『一端覧祭』における事件を観察していた木原唯一が口にしたのが初出。
彼女の評価では『プラチナのタグ』を付けられているが、
同時に滝壺理后の経過について『ゴールドのタグ』という高評価を下していることから、
当時の唯一にとってこの計画が非常に重要な研究対象であったことが窺われる。


最終更新:2020年06月25日 14:37