【種別】
兵器

【元ネタ】
Support balloon=「支援型風船」

【初出】
新約四巻
類似品は十四巻でも登場していた。

【解説】
学園都市の情報兵器の一つ。テクノロジーの結晶というよりはアイデア商品に近い。
仕組みとしては単純で、
ヘリウムを詰めたカメラ付きの風船を飛ばし、上空からの視界を確保するだけのもの。
衛星や航空機での監視が期待できない位置や状況での『穴埋め』をするために利用される。
効果時間はおよそ30分程度。
一度上げたバルーンはひたすら上昇を続け、黙っていても気圧差でいずれ割れてしまう。
風船が浮かんでくる位置から地上の兵士の居場所がばれるのを避けるため、
ヘアスプレー状のタンクにタイマーを付け、時間差で膨らませて使用する。

反学園都市サイエンスガーディアン』の拠点であるバゲージシティにおける制圧戦で、
学園都市側の兵士が使用。
どこを捜しても発見できない「数百万人の住人」を捜索するために放たれたが、
全体論の超能力』実験の影響で本来の世界とは位相がずれていた事もあり、発見には至らなかった。

最終更新:2012年06月16日 15:18