【元ネタ】
スカルド詩『コルマクのサガ』の登場人物・ベルシが所持していた、癒しの石がつけられた剣。
【初出】
新約四巻
【解説】
『
グレムリン』の
魔術師・
ベルシこと
木原加群が振るう術式。
伸ばした右手の人差し指と中指の間から、数mほどの青白い光の刃を発生させる。
ヴィーティングの伝承から、「決闘剣」とも称される。
「持ち主が劣勢になった時に刃が欠け、その飛んだ破片によって逆転劇を生み出した」
という伝承を元に、ダメージを負うほどに刃の切れ味が増す効果を持つ。
併用している「致命傷となる攻撃を無効化する」術式によって加群は決定的な致命傷を受けないため、
戦い続ける事により刃の威力は天井知らずに高まっていくこととなる。
しかし、逆に言えば補正がなければ大した威力を持たないため、自分から行う奇襲や一方的な攻撃は不得意。
作中の序盤で彼が
ファイブオーバーを相手に握り拳を使っているのはこのためである。
最終更新:2019年09月13日 21:29