【種別】
霊装

【元ネタ】
Wikipedia - ロキ
ロキを描いた絵の中には、自ら考案した網をもつ姿がしばしば見受けられる。

【初出】
新約四巻

【解説】
グレムリン』の魔術師マリアン=スリンゲナイヤーが、
バゲージシティ防衛のために持ち出した拘束霊装。
「何物にも縛られないロキ自身を確実に捕らえるには何が必要か」を考えて作られた投網の伝承を元に、
黒小人の技術で現代的な性能を付加して作成されている。

複数のワイヤーを組み合わせて作ったステルス機を思わせる形状。
本来は、人形による呪いの身代わりなどといった『抜け穴』を塞ぐための補助霊装なのだが、
バゲージシティ戦では相手が学園都市製の超音速爆撃機HsB-07だったため、
「真横に走る落雷」と表現されるほどの猛スピードで敵機を猛追、集団で絡め取り地上に引きずり落とす、
あるいは機体の各所を削り飛ばして飛行不能にするという攻撃的な側面を見せつけた。
また、登場時、周囲にはオレンジ色の不自然な光で文字が描かれた。

「我々も最先端を愛している(We love latest technology )」
「しかしそれは、貴様だけの特権ではない(However it isn't your only )」

これは『グレムリン』が魔術・科学の境界線に囚われない事をより強調しているのだろう。
魔術サイドの霊装でありながら、現代兵器を模した形状を取るのもその一つであると思われる。

最終更新:2016年07月21日 16:50