【種別】
人名

【初出】
とある科学の超電磁砲 PSPゲーム版 第二章

【解説】
都市伝説『エコミチ暴走事件』の風評被害に遭い、登校拒否になった生徒。
学園都市という閉鎖環境で学校を追われた人間が学生寮に居られるはずもなく、
路上生活を余儀なくされているらしい。
制裁指導』のメンバーは「イシガキミホ」からのメッセージを受け取った人間であり、
彼女を傷つけた『エコミチ暴走事件』の噂を始め、風評被害を生み出す都市伝説を拡散させ、
「イシガキミホ」を傷つける者に『指導』を与える為に行動していた。
「イシガキミホ」側も『制裁指導』メンバーに、
「お前(御坂美琴)みたいなヤツが、弱い人間を傷つける」
とメールを送ってきたり、『制裁指導』を追跡する美琴を監視して情報提供したり等、
協力するようなそぶりを見せている。

しかし、実際に風評被害にあっているエコミチ社警備員風紀委員に要請した事実調査によれば、
そのような事件は発生しておらず、
「イシガキミホ」という生徒も学園都市には在籍していない事が判明している。
『制裁指導』のメンバーにも直接会った事のある者は誰もおらず、
年齢も小学生であったり、同じ学校に在籍していたと思っていたり等、全く一致していない。
その正体はネット上に書き込む不特定多数の人間であり、
『制裁指導』はそこにある書き込みから自分たちに都合の良いものを「本物」として扱っていた。
行動理念を「イシガキミホ」に依存していた『制裁指導』の面々は、
その事実を聞かされて戦意を喪失し、警備員に引き渡された。

『制裁指導』の都市伝説は実行犯の捕縛で収束したが、
事件の影では何者かが「どんな都市伝説の出所も突き止め、襲撃する」という点を利用しようと、
「イシガキミホ」の一人として情報提供を行っていたらしい事を美琴達は知る由も無かった。

最終更新:2012年01月04日 22:06