【種別】
都市伝説

【初出】
とある科学の超電磁砲 PSPゲーム版 第一章

【解説】
学園都市の低年齢層で流行している都市伝説。
年齢層がずれているため、佐天涙子も話程度しか知らなかった。
曰く、
カミキリムシという怪人がいる。
そいつは大きなハサミを持っていて、
空き地で遊び疲れて居眠りしている子供を見ると、
黙って髪を切ってしまう。
その時、目を覚まさなければ、被害は髪の毛だけで済む。
だが、もしもその時目を覚ましてしまうと、
カミキリムシは地獄の果てまでその子を追いかけ回し、大きなハサミで殺してしまう。
ちなみにカミキリムシは香水、特にオメガフラワーの43番が苦手で、
かすかに残ったニオイ程度でもダッシュで逃げ出すらしい。
なお、佐天涙子が聞いていたバージョンだと、
目を覚ました時の話はなかったとの事。

硲舎佳茄がこの事件の被害に遭ったという話をしている場面を目撃したことが、
御坂美琴達が『空き地のカミキリムシ』事件に関わるきっかけとなった。

後に美琴達の調査によって、怪人カミキリムシの意外な正体が判明。
予想外に大きな事件として扱われる事になった。

事件の裏側では相園美央が関与しており、実生好子を焚きつけていた。
その目的は実生が集めてきた髪の毛のDNAから、『脳波をコピーできる能力者』を探し当てる事であり、
採取結果を基に、『学習装置(テスタメント)』による調整で条件を満たす、
二石香車という少年を特定する事に成功している。

最終更新:2012年01月02日 02:13