【種別】
魔術

【元ネタ】
ルーン文字。Ōþila=「故郷、領土の譲渡」

【初出】
一巻

【解説】
施術した特定範囲への立ち入りを限定する術式。
無意識下に干渉することで興味を逸らし、無関係な人間はその地点へ立ち寄らなくなる。

理屈としては風水の理論を応用している。
地脈や龍脈のエネルギーは山や川などの地形により「力の流れ」が変わるため、
この惑星では地形によって「居心地の良い場所」と「そうでない場所」に分けられることになる。
そして人間は自然と「居心地の良い場所」に流れていく。
この「流れ」を利用し、意図的に居心地の悪い流れを形成することで、
『人の寄り付かない空間』を形成するわけである。

ポピュラーな術式であり、様々な宗派・学派で方式は違えど、
多くの魔術師が同様の術式を習得している。
作中でよく登場するのは、ステイル=マグヌスが用いるルーンを刻む方式のもの(当記事タイトルの"Opila"は一巻でステイルが使用したルーンが初出)。
また、後方のアックア等も使用している。
広義な意味では神裂火織の『禁糸結界』も含まれると思われる。

なお、御坂美琴が人払いの範囲内に接触したときの事例からすると、
無意識下で能力を制御している能力者が術式の範囲内に接触した場合、
その制御を乱されてしまうことがあるようだ。

 T P I M I M S P F T
「これよりこの場は我が隠所と化す」

最終更新:2023年02月04日 16:11