【種別】
霊装・施設

【初出】
とある魔術の禁書目録SS 第5話

【解説】
必要悪の教会』が海洋牢獄を制御するために世界各地に配置した霊装。
七つの海に対応して全部で7つ存在する。
宙に浮くくすんだ灰色の立方体で、
海洋牢獄との距離に対応して時に2000m以上もの高空にまで浮上する。
インド洋を航行する海洋牢獄の制御を司る物は一辺70メートルほどで効果範囲は半径9000km超。
広範囲を影響下に置くために小型化は出来ず、
太平洋管轄のものはさらに巨大であるそうだ。
本体を宙に浮かせる関係上、
管理のために霊装の高さにまで伸びる足場用のレンガ壁とセットで配置されている。
なお隠蔽用の術式が張られているため一般人に発見されることはないが、
浮いた霊装が飛行機にぶつかる可能性はあるらしい。

なお、地球の中心部にルーンを刻もうとしているブリュンヒルド=エイクトベルにその射程距離を見込まれ、
ナグルファル化した海洋牢獄に『必要悪の教会』の意識が向いている間に、
エーラソーンから得たイギリス清教式のセキュリティ解析技術によってその技術を盗み取られている。

最終更新:2018年03月27日 18:57