【種別】
都市伝説

【初出】
とある科学の超電磁砲SS② 第五話

【解説】
学園都市壊滅計画の為に、
ショッピングセンターコードEICを用いて新たに流布した都市伝説。
これまでの『とても価値のあるオレンジ』や『死のネックレス』と最も違うのは、
学園都市とショッピングセンターに留まらず、全世界規模で広まっている点。
コードEICを用いているだけあり、数時間足らずで関連サイトが10万件以上ヒットするまでになっている。

死のネックレス』の都市伝説を下敷きとしているが、
直接的な「核物質」を登場させる等、悪質な方向に変質している。
学園都市で佐天涙子が収集した概要は以下。
ロシアには何でも売っている謎のショッピングセンターがある。
そこでは色んな物が取引されており、武器、麻薬、奴隷、そして核物質と、
何でもありのブラックマーケットらしい。
そこで売買された高濃度の核物質は、彫刻の形に整えた上で、
表面に溶けた鉛をコーティングしてから学園都市へ運ばれてきている。
取引のために街の中のどこかに置かれているらしいが、
学園都市に潜むテロリストの手に渡る前に発見しなければ核爆弾になってしまうらしい。

また、人から人へ伝播する過程でその地域に浸透しやすいように内容が変質することもあり、
学園都市での噂においてはあくまで『学園都市の危機』であることに対し、
ショッピングセンターでの噂では、
『核物質を買い上げたのは学園都市の人間であり、このショッピングセンターを切り捨てることが目的だ』と改変され、
迫っているのが『ショッピングセンターの危機』であることになっている。

最終更新:2011年07月29日 02:12