【種別】
武装


【初出】
存在が示唆されたのは十九巻
本格登場は『とある自販機の存在証明』、及び新約一巻

【解説】
肉体に埋め込んだ、あるいは装着した機械により、身体機能の補助や強化を行う技術。
学園都市においては、前提として外骨格や駆動鎧が存在し、
かつ内部の精密機器の摩耗や、生命維持装置の内蔵等の問題がクリアされていないため、
『義体(サイボーグ)技術』という分野は全体的に下火である。

しかし、木原那由他AIM拡散力場制御義体を始めとした、
『木原印』の研究から技術が一段階進んだことで、
『欠落した部分を補う』のではなく、『必要な部分を取り入れる』形となって暗部の人間の一部で採用されつつある。
とはいえ、金属加工で人間を作る技術が確立できた訳では無く、
これまでの問題には細菌やバクテリアを用いた有機的な技術による解決法を採用している。
技術が確立されたものの世間一般に出回らないのは、見た目や倫理観を含む全てが歪み過ぎており、
学園都市上層部でさえもためらうほどに社会を急激に変動させてしまう恐れがあるためである。
黒夜海鳥曰く、「一定の水準を超えたサイボーグは駆動鎧と変わらない。逆も又然り」とのこと。
駆動鎧を常用するシルバークロースも同様の発言をしている。

本編に登場したものとしては前述のAIM拡散力場制御義体や、
麦野沈利の失われた右目を補う義眼、
黒夜海鳥が能力の出力・発射数を増やす為に義手を接続する、脇腹に埋め込んだ機械などが該当。
恋査に至っては視床下部以外の全ての箇所を機械化している。
他にも、外伝作品では操歯涼子と「ドッペルゲンガー」、光澤恵味
工科標本』プロジェクトといった該当例が登場している。

最終更新:2023年01月07日 22:09