【種別】
施設

【元ネタ】
北欧神話。ヴァルハラに繋がる虹の橋の名前。
Wikipedia - ビフレスト

【初出】
とある魔術の禁書目録SS 第6話

【解説】
魔術師オーレンツ=トライスの拠点。
自身の『原典アーマー』理論の行き着く先であり、
拠点全体を『原典』化することで、内部にいる者へ魔道書の防衛機構による加護と絶対的な防御を与える。
オーレンツの弁では、ピラミッドにも同様の理論が用いられており、
壁画に宗教的な神話を描くのは、王の墓全体を『原典』化することで、
王の遺体に何らかの干渉をしようとした証だ……ということらしい。

……と上記部分まで本人の主張ではあるが、
原典アーマーと同じく理論が破綻しているため、実現には至っていない。
差し向けられた神裂火織に何一つ理論の説明がされなかったのは、
絶対的な防御が実現できていない以上、力押しでどうとでもなるからである。

なお、地脈や龍脈の力が極端に届きにくいところに建造されており、
補給物資も資材搬入用『コンテナ』を、無酸素・無重力の航路を通して届ける仕組み。
航路そのものはオーレンツの意思で消失・構成が可能だが、
「コンテナ一つだけを廃棄」といった器用な真似は出来ない。
オーレンツが魔道書を扱えるのは、地脈・龍脈からの力の供給が不十分である事が大きい。
なお、拠点構築の技術に関して一部は学園都市など科学サイドに接触し得たものであるという。

また、地脈の流れから遠い高空ないし無重力空間という、
「地球の回転」に深く関係する場所に拠点を築いていることから、
惑星内部への『最後のルーン』の刻印を目指すブリュンヒルド=エイクトベルと接触して得た技術の可能性もある。

最終更新:2018年04月03日 07:51