【種別】
人名

【元ネタ】
Last Order=「最終指令」

【初出】
五巻

【CV】
日高里菜

【解説】
妹達の上位個体で、通称「ラストオーダー」。
上位個体としてミサカネットワークに直接命令を下す事ができ、
反乱防止用の安全装置として、肉体的に未完成のまま培養機で保管されていた。
外見年齢は10歳前後で、肩まである茶色の髪と同色の瞳、立派なアホ毛を持つ。
未完成のためか他の個体より感情表現が豊か?

上位個体ということに目を付けた天井亜雄が、
学園都市破壊の為ウィルスコードを仕込むが、彼の手を離れて逃亡。
紆余曲折を経て、最終的には一方通行が命を賭けて助ける事となる。
その際ウィルス感染前の人格データを脳に上書きされ、
彼と過ごした記憶を一度失うも、後にミサカネットワークから補完している。
こうして自分の記憶をミサカネットワークに共有させバックアップを取るのは、本人の癖らしい。
この癖が、後に一方通行らがインデックスが使った『歌』のデータを得るのに役立った。

一方通行ともに黄泉川に預けられ療養するはずだったが、
退院直後の事件で猟犬部隊に拉致され、
学習装置によって上位命令を強制的に発動、ヒューズ=カザキリを出現させた。
美琴の知識を借りたインデックスの詠唱によりウイルスを停止した後、
冥土帰しの元へ送られたと思われる。

因みに天井木原等のように、
ミサカネットワーク上での役割を特に意識して呼ぶ場合は「最終信号」と、
それ以外の人は「打ち止め」とルビは同じで別の呼び方をしている。

十二巻では(一方通行の推測ではあるが五巻でも)マンションのオートロックに能力を使用しており、
他の妹達と同じく発電系能力者の力を有していることが確認できる。
レベルは一三巻での自己申告によると強能力者(レベル3)。
妹達はレベル2~3相当らしいので、打ち止めが特別なのか、それとも振れ幅の範囲内なのかは不明。

【口調】
一人称は「ミサカ」。ただし妹達全体の総意を表す場合もあるので若干解りにくい。
基本的に通常会話文の後、「ってミサカはミサカは~(して)みたり(みる)」、
または「~ってミサカはミサカは~する(してみるんだ)けど」が付く。
例)「うわ、何か本当に大変な事になってる、ってミサカはミサカは絶句してみたり」
ただし、登場初期には人格の未完成故か「~(して)みたり(みる)」がつかなくても、
文中最後の「ミサカ」の語句を繰り返していたことも。
例)「―――にんまりしてみたりしてーっておわあー!?ミサカのミサカの声が大っきくなったぁ!?」

最終更新:2010年11月14日 00:50