【種別】
魔術

【元ネタ】
スラヴ民話の魔女のばあさん、バーバ・ヤーガ。
Wikipedia―バーバ・ヤーガ

【初出】
十八巻

【解説】
ロシア成教殲滅白書最強の魔術師ワシリーサが使用する魔術。
ワシリーサの童女のような歌声に呼応して千切れた影を纏う人食い魔女の老婆が現れ、敵を容赦なく殲滅する。
民話の中では有名な上、そのエピソードの殆どが人を喰うか見逃すの二択しかないだけあり、強力。

加えて、継母とその娘たちを焼き尽くしたとされる『髑髏のランプ』による炎の攻撃、『命の水』と『死の水』の管理をしていたというエピソードから、術者に不老不死に近い再生能力をも与える。
しかし、ワシリーサ曰く不老不死なんて大仰なものではないらしい。

第三次世界大戦では、サーシャを狙って現れた同じ殲滅白書のメンバーらを含むロシア成教にこれを武器に単身かつ真正面から戦いを挑み、見事総大主教を救出している。

【詠唱】

一本足の家の人喰い婆さん、幸薄く誠実な娘のために力を貸してくださいな
髑髏のランプをくださいな。不実な継母達を焼き殺す、炎を噴き出す髑髏のランプを―

最終更新:2018年08月10日 01:02