【種別】
噂話

【初出】
名前のみとある科学の超電磁砲SS 第一話
存在は『超電磁砲』第七十七話


【解説】
「女の子のおっぱいを簡単に大きくしてくれる」らしい代物。
学芸都市のビーチにて遭遇した、
ビバリー=シースルーの圧倒的巨乳に動揺した佐天涙子が口走った。

後に『インディアンポーカー』が流行した際、
「これのエッセンスが封入された(可能性がある)カード」という触れ込みで売りに出されている。
カードのランクはSで、曰く「消息不明のとある天才科学者の夢が詰まっている」。
学園都市でもとびきりの変人だった科学者の最後の研究テーマだったという。

しかしこれを所持していたトレーダーの男も、
「コイツにはそのエッセンスが封入されている…可能性がある」
と言葉を濁しており、詳しくは知らないらしく真偽は怪しい。

御坂美琴絹旗最愛はこれを入手するために共闘(カードを全部購入して閲覧)したが、
問題のカードは二人が気付かない間にカラスに持ち去られてしまい、
二人は購入した全てのカードを見たものの望んだ知識は得られず徒労に終わった。

最終的にカラスが持っていったカードは、美琴達がトレーダーの前で揉める前に立ち去った少女(貧乳)の手に渡った。
後にその少女と同一らしき人物を佐天と初春が見かけた際、巨乳になっていたことから、『巨乳御手の知識』は実在した可能性が高い。

【余談】
ちなみに、アニメ版佐天涙子は設定画や超電磁砲SSの本文中の記述と違って胸が大きくなっている(設定上は美琴より1cm大きいだけ)。
アニメ版においては作監の違いによって胸の大きさが微妙に変化することがあり、
その場合の可変乳を指してファンの間でこの名称が用いられることがあった。
基本的に原作における貧乳キャラのみに作用する補整要素かと思われていたが、
原作の時点で巨乳キャラな吹寄制理に使われた際には、それはもう規格外な代物に化けた。

最終更新:2020年11月29日 12:00