【種別】
存在概念

【初出】
とある魔術の禁書目録SS 第4話

【解説】
魔術により生み出された生命体。
そのパターンは有機物に手が加えられた既存生物の亜種であったり、
無機物だけを素材とした新種生物であったり千差万別で、姿も十人十色。
その中で唯一全ての個体に共通することは『独自の思考能力を持つ』ということ。

一体あたりの製造コストが高い、寿命も不安定、外界に対する適応力が低いなど問題が多く、
これについて真面目に研究、製造を行っている魔術師は絶滅危惧種であるとさえ囁かれる。
研究対象はアルファルのみであったが、スラッパールもそんな珍しい魔術師の一人。
ゆえに魔術生命体自体も清潔な儀式場や神殿、塔など限られた場所にしか現存しないとされている。

スラッパールが言うには生成の手法も色々あるようで、レンガ埠頭の施設には、
「目的の生命体を生み出すに足る環境を整えた上で、生命の源を生むであろうと推測される、
いくつかの未分類現象を人為的に発祥させることで、望むデザインの生命体を作り出す」
という方式の設備が置かれていた。



最終更新:2017年11月06日 16:07