【種別】
人名

【初出】
とある魔術の禁書目録SS 第6話

【解説】
必要悪の教会に追われる魔術師
破綻した理論の研究を続け、周囲への被害を出すことが懸念されている。
明け色の陽射しにも目を付けられていて、財産の保管庫や魔草の栽培場などが度々襲撃された。
不老不死を専門に研究を行うが、特に目的がある訳ではなく趣味の域で研究を行っており、
自分の力で他者を振り回すのが好きなだけという酔狂な人物。
他の物品や素材に人の命を移し変える研究でペースト状にした脳味噌と石灰を素材に魔弾を作ったりもしている。
不老不死を求める過程でそれに最も近いと考えられるモノとして魔道書の『原典』にまで手を出し、
その風化も破壊も許さない防衛機構を人の身に宿す原典アーマーなるモノの作成を試みた。
が、『汚染』を受けてしまい、廃人化は免れるもののバードウェイが言うにはいい具合に頭が飛んでしまったそうだ。

拠点『ビフロスト』は特殊な場所に存在し、
辿り着くには大気も重力も無い漆黒の空間にオーレンツが作った道を通らねばならない。
地脈や龍脈の力が極端に届き難い環境に拠点があるため彼が持つ『原典』の力は弱まっているが、
それを逆手に取り本来ならば自らの手には余る『原典』の力を扱えている。
なお、拠点構築の技術に関して一部は学園都市など科学サイドに接触し得たものであるという。

また、地脈の流れから遠い高空ないし無重力空間という、
「地球の回転」に深く関係する場所に拠点を築いていることから、
惑星内部への『最後のルーン』の刻印を目指すブリュンヒルド=エイクトベルと接触していた可能性がある。

最終更新:2021年02月22日 17:03