1:
【種別】
人名(通称)

【初出】
二十巻
存在が示されたのは十八巻

【CV】
慶長 佑香

【解説】
ヴェルサイユの聖女と呼ばれる、フランス国家の『首脳』、あるいは『軍師』。
頭脳戦のエキスパートであり、フランスの国家運営は大統領ではなく実質彼女が執り行っている。
英国でクーデターを起こした際のキャーリサも、「聖女が指揮するフランスこそが宿敵」と見定めている。
エリザリーナ独立国同盟エリザリーナは妹。
容姿も彼女そっくりだが、白いゆったりとした布を基調とした華美なドレスを纏う。

表舞台・前線に決して現れず、更に『傾国の女』という特性から、ヴェルサイユに幽閉・監禁されていると考えられていた。
しかしそれこそがフランスが仕込んだ最大の策であり、実は自由の身であった。
ドーヴァー海峡における英国との戦いでは、ここぞという場面でその事実を明かし、デュランダルを手に参戦。
結果として奇襲は失敗したが、カーテナ=セカンドを振るうキャーリサと互角という、国家元首に相応しい実力を見せつけた。

新約10巻では、多国籍連合5陣営で、唯一フランスだけが
上条オティヌスに対して刺客を使わなかったので、最終的には軽くドヤ顔を見せた。


2:
【種別】
人種・性質

【元ネタ】
中国の歴史書『漢書・外戚伝』における、
「一度見れば町を見捨ててもいい気になり、
  もう一度見れば国を振り捨ててもいい気になるほどの美人」
という文脈から取られた言葉。
本来は女の色香に君主が惑わされ、ひいては国家を傾けてしまう危険を言う。

【初出】
二十巻

【解説】
フランスにしばしば現れる、
本人の善悪に拘わらず、その存在だけで国家の歴史を大きく揺るがしてしまう女性。
理不尽に処刑するには惜しいが、自由を与えてしまうにはあまりにも恐ろしい存在。
歴史上ではジャンヌ=ダルクやマリー=アントワネットが該当する。

最終更新:2019年03月05日 11:44