【種別】
宗教団体

【元ネタ】
イギリスの イングランド国教会 (イギリス国教会)。

【初出】
一巻

【解説】
十字教旧教三大宗派のひとつ。
英国の命令系統三本柱の一角(清教派)。
制度上のトップは国王だが、最大主教が実質的な指導者。
本拠はカンタベリー大聖堂だが、実質的な頭脳は聖ジョージ大聖堂

元々はヘンリー8世の時代、当時ヨーロッパを支配していたローマ正教から脱するために、
「ローマ正教に従わずとも十字教の教えに則っている」「イギリスは国王をトップとして他の外部勢力から不可侵である」という口実を作るために設立された。
つまり、「英国独自の十字教」という政治の道具として生み出された教会。

そのため当初は王室派騎士派よりも下位に位置する組織だったのだが、その後勢力を拡大して逆に王室派に対して命令できるほどの実権を握るようになった。
しかし、騎士派とは設立当初からの上下関係が続いており、三すくみの命令系統となっている。
この経緯上、騎士派が有する『騎士団』とは非常に仲が悪い。

魔術の国イギリスに発した「悪い魔術師から市民を守る」という方向性の極まりすぎた結果、
他の十字教勢力と比較して、魔女・異端狩りや宗教裁判などの対魔術師文化や技術が特に発達している。
魔術対策で様々な術式や文化を取り込むことに積極的なため信仰の制限は緩く、異教でも枠組みを保ったまま入信が可能。

第零聖堂区『必要悪の教会』を始めとする数多くの部署から成り立っている。
魔術サイドでは中小組織の部類に入りながらも数多くの精鋭を持ち、
他の宗派とは違い学園都市との繋がりが僅かながら存在する。
現在急速に勢力を拡大しており、20億の教徒を有するローマ正教に互する可能性すら持ち合わせている。

名前が判明している所属メンバー

最大主教(アークビショップ)

必要悪の教会(ネセサリウス)


傘下組織

天草式十字凄教

ローマ正教


その他、外部の協力者・関係者として、
などがいる。

最終更新:2020年05月02日 22:29