【種別】
人名

【初出】
九巻

【CV】
佐久間レイ

【解説】
オリアナと共に刺突杭剣の『取引』を目論む、ローマ正教所属のシスター。
アニェーゼ部隊のシスターたちの十字を彩られた黒い修道服を純白にしたような衣装に身を包んでいる。
社会に受け入れられぬ者達を専門に布教活動を続けてきた。
それなりの地位にいるのだが『自分の椅子』を求めず、世界を転々と渡って教えを広めていく事に生きがいを感じ、
功績に対する教皇からの褒章さえも質屋にぶち込んで旅の資金に換えてしまう『布教のためなら何でもやる女』。
スカウトとしての嗅覚が半端ではなく、なおかつトラブルメーカーだらけの人材達を統制・管理するだけの能力にも長けている。
典型的なローマ正教信者で、卑猥な発言が苦手のようだ。
そのウブさから、オリアナやローラに「お嬢ちゃん」と揶揄されることもある。ローラの方は年齢によるものもありそうだが。

逆境も順境も全て自身のやる気へと転化してしまうというドMじみた性質を持つことから、何者も彼女の前進は阻めない。
そのために付いた通称が『告解の火曜(マルディグラ)』。
とはいえ、それは自ら危険に飛び込んでしまうということでもあり、
ローラにはその性質を利用されて搭乗していた航空機を撃墜され、
使徒十字と(ついでのパイロットと)共に上空8000mから海へと落下した。
その後、イギリス清教に捕縛・回収され、処刑塔に幽閉されている。

実は、当初の学園都市攻略作戦はもっと過激なものであったが、
イタリアで上条刀夜と遭遇した事により、
使徒十字を使った穏便な攻略作戦に変更している。
その際に、『おみやげ』の一部と思われる物をバルビナと共に刀夜へ提供しており、
間接的に御使堕しが起きた原因を作っている。

【口調】
語尾は「~ですので」という締めになる事が多い。

最終更新:2021年04月24日 13:19