【種別】
魔術結社

【元ネタ】
アステカ神話の神ケツァルコアトル。「羽毛ある蛇」を意味する。
テスカトリポカによりアステカの地を追われたケツァルコアトルはセーアカトル(一の葦の年)に戻ってくると宣言したとされる。

【初出】
とある科学の超電磁砲SS 第七話
本編では名称未登場だが、五巻でアステカの魔術師が挙げた『組織』がこれに当たる。

【解説】
中米最大の魔術結社。中南米から様々な人員・技術が集められている。
アメリカとメキシコの国境線沿いの太平洋海岸近くに前線基地を持つ。
「魔術・科学の両サイドにまたがった組織」とのことだが詳細は不明。

アステカ系の流れを汲む多彩な魔術霊装を保持しており、
個人用のトラウィスカルパンテクウトリの槍、変装魔術を始め、
雲海の蛇などの侵攻兵器、切り札として太陽の蛇のような戦略兵器も保有している。
構成員には指揮官的な役割を持つテクパトル、その部下にショチトルトチトリがおり、
8月31日(五巻)まではエツァリも所属していた。
9月上旬の時点まで、学芸都市に対し数年にわたり攻撃活動を行っていた。

かつて所属していたエツァリによれば、当時からその内情は酷いものだったらしく、
ショチトルが受けた制裁からすると、10月9日以前からはさらに悪化しているようだ。
なお、指導者だった老人達は10月17日(19巻)時点で既にテクパトルに殺害されており、
組織としては瓦解してしまっている。


最終更新:2024年02月14日 17:24