1:
【種別】
霊装

【元ネタ】
北欧神話の巨人
Wikipedia-モックルカールヴィ

【初出】
十八巻

【解説】
英国第二王女キャーリサのクーデターで使用された霊装
全長3メートル前後の、大量の紙束が集まってできた巨人。
神話をもとにイギリス式の理論で材料を一から考え直したカスタムモデル。

作中では、地下鉄の枝分かれしたトンネルを壁紙状の形で守っていた。
上条当麻幻想殺しを受けても全壊せず、
最低限の紙をこより状にまとめた胴体で再び立ちふさがる一幕もあった。

2:
【種別】
霊装

【初出】
新約八巻

【解説】
グレムリン』が拠点である『船の墓場』に配置した巨人。
素材は乾いた粘土だが、海底に足をつけて立っているのにもかかわらず、
海面から500メートル以上が露出しているという超スケールの存在。
その大きさ故、立っている場所にあたかも山があるように、
周辺の地脈や龍脈が随時変動するように振る舞ってしまう。
女神フレイヤによって生み出され、『船の墓場』の周囲をゆっくりと周回・警戒している。

動力源は『船の墓場』内に安置された『皿の上の心臓』とよばれる装置で、
ここから動力を供給させるほか、遠隔操作の為の仕組みもある。
元の伝承では「臆病な牝馬」の心臓を用いたためモックルカールヴィは破壊されたが、
伝承を逆手に取り、強靱な部品に交換することで「神々の敵対者」としての圧倒的な力を実現した。
心臓は生々しく脈打っており、粘土を固めて乾かしたような皿の上に載せられている。
マリアン=スリンゲナイヤー曰く、「あれを見てると涎が出そう」。

『グレムリン』の防衛戦力として学園都市の爆撃機や自衛隊戦力を相手取っていたが、
内部に潜入していたオッレルスによって心臓を握りつぶされ、体を維持できずに崩壊した。

最終更新:2018年07月13日 16:21