【種別】
霊装

【元ネタ】
古代イングランドの叙事詩『ベオウルフ』に登場する剣。
フルンティング - Wikipedia

【初出】
十八巻

【解説】
騎士団長が所持する、
ベーオウルフという神話上の人物が使用していた魔剣と同名の霊装

通常時は幅三センチ、刃渡り八十センチほどの普通のロングソードだが、
カーテナによる天使の力の供給を受けることで
重量はそのままに、全長3.7mの赤黒い長剣へと変貌する。

伝承では「倒した敵の返り血により鍛え上げられ、強敵を殺すごとに硬度と切れ味を増す」という効果を持つが、
騎士団長が扱うこの剣は「返り血」を「天使の力」に対応させ、大量に圧縮封入することで莫大な破壊力を得ている。
本来の質量に伴わない軽量感、圧倒的な硬度に鋭利すぎる切れ味と、
その鋼に通常の物理法則は通用しない。
さらには偶像の理論によりフルンティング自体をカーテナに対応させることで、天使の力の制御能力を増強させる効果も持つ。

このように、カーテナからの供給により極めて強力な霊装となるが、供給が無ければただのロングソードのまま。

最終更新:2018年12月23日 10:31