【種別】
魔術

【初出】
十八巻

【解説】
騎士団長が有する、武具に特定のパターンの能力を付加する魔術。
北欧、ケルト、シャルルマーニュ、ゲルマンと言った世界各地の戦士や騎士に関する神話伝承の術式を統合し、様々な『パターン』として扱う。

元来は様々な流派の武術や魔術を融合させていくことで弱点を消していこうとしたものであったが、
複雑化に複雑化を重ねていった末に、
恒星がブラックホールになるかのごとく、逆にシンプルな形へと収斂してしまった術式。
ただし完全に一つに収斂したわけではなく、いくつかのバリエーションがある。

具体的には
  • 剣の破片を発射し、ありえない距離から攻撃する『射程距離』
  • 何でも切り裂く『切断威力』
  • 破壊力を増す『武具重量』
  • 絶対に破壊されない『耐久硬度』
  • 独りでに急所へ向かう『的確精度』
  • 怪物を倒すために特化した『専門用途』
  • 何者にも追いつけない『移動速度』
等。
騎士団長はこれらを自由に使いこなすことができるが、
同時に複数のパターンを付与することはできない。

なおフルンティングが行使できなくなるためか、カーテナによる供給が断たれた状態では使用不可。

最終更新:2018年09月20日 00:15