【種別】
暗号

【元ネタ】
オメガはアルファベータ最後の文字。
「これを超える暗号はない」との意味合いで名付けたのだろう。

【初出】
SS2巻

【解説】
学園都市のネット上で展開される、
『絶対暗号コンクール』で最優秀の評価を得た、極めて特異な乱数記号。
「とにかく解けない」ことで有名で、
ランダムに暗号化されるデータは発表したプログラマ自身でも解読不能、
学園都市のスーパーコンピューターを利用しても200年はかかると言われる、
実用性のない高難易度最優先のゲテモノ。
一度この方式で暗号化してしまうと、
どんなに小さなファイルも大きなファイルも等しく解読に200年かかる。
しかもファイル一つ一つに異なる乱数処理が施されるため、
一つのファイルを解読したら次のファイルのためにまた200年かけなければならない。

9月の第3金曜日に『書庫』に進入した能力者ハッカーを撃退するために、
初春飾利が『書庫』全体にこれを使用した。
結果として撃退には成功したが、
バックアップはあるものの、『書庫』のデータを駄目にした事によって説教確定。
ちなみに『書庫』の機材の値段は「歴戦のお嬢様でもゾッとするレベル」であり、
「サーバーの蓋を開けて水でもぶっ掛けたほうが被害は少なかった」
と言われるほどの被害額を出してしまっている。

最終更新:2010年10月24日 02:17