【種別】
乗り物

【初出】
とある科学の超電磁砲SS(初春SS)
とある魔術の禁書目録SPに再録

【解説】
人工衛星を輸送するための超大型自動車。電気モーターを動力として走行する。
外見的には新幹線の車両輸送牽引車に似ており、全長30メートル超の巨体と10トンクラスの重量を誇る。
イグニッションキーのロック等の電子系を制御するボックスは、路面スレスレの運転席の真下に設置されている。
運用には本車両に加え複数の護衛車両が随伴し、本車両は『将軍』、護衛車両は『足軽』と呼ばれる。

超重量の危険物を運ぶという危険性から、運転手に不測の事態が起きたときに備えて、
外部制御で運転に介入し、安全に路肩へ停車させるための「緊急時自動回避システム」が搭載されている。
この回避システムで制御を奪えるのは1回につき実質100秒程度。
なお、あくまで「現在動いている車を停める」システムのため、「すでに停まっている車を動かす」ことはできない。

超電磁砲SSの舞台である8月1日には山岳揚子の運転で
ひこぼしⅡ号の追加実験棟モジュールを輸送していたが、
テロリストによって「緊急時自動回避システム」を掌握・逆利用され、
指定位置まで時速120キロでの爆走を強要されてしまう。

最終更新:2010年08月26日 17:53