【初出】
十六巻
【解説】
英国王室専用の長距離護送用馬車の通称。
魔術大国イギリスの技術と歴史の粋を集めて設計され、その防護の力は『
歩く教会』を遥かに凌ぐ。
七〇〇以上の
霊装や
魔法陣よって構成された強固な魔術的防護網は、
「たとえこの惑星が真っ二つに割れたとしても救難信号が出ることなどありえない」
「太陽に直接放り込んでも、三日間は耐えられる」
と揶揄されている。
また、絵本や童話に出て来そうなアンティークな外観に反し、魔術的な効果により時速500キロを超える速度を出す事が可能。
十六巻幕間では第三王女
ヴィリアンが乗り込んで移動していたがローマ正教の
スペイン星教派に襲撃され、
更に、政治的取引によって英国王室が彼女を捨て駒にしたため、初めて救難信号が発せられることとなってしまった。
最終更新：2020年05月02日 22:39
