【種別】
魔術

【初出】
十六巻

【解説】
アックアが持つ神の右席としての特性であり、
聖母崇拝の秘儀である『厳罰に対する減衰』を基礎とする、『罰を打ち消す魔術』。
転じて約束・束縛・条件を免れることもできる、という解釈により、呪詛を無効化したり、魔術の発動条件を捻じ曲げて虚像から本物の力を引き出したりも出来る。
つまり、「あらゆるデバフや能力の条件を無効化出来る」という魔術。

これにより、「神の右席は(原罪の薄れの影響で)人間用魔術を使えない」というルールさえ無効化できるため、「人払い」などの人間用魔術を行使することも可能となる。
それどころか、「聖人は与えられた力の一端しか扱えない」という束縛を無くし、聖人の力を常時100%発揮することさえ可能。
「無原罪の宿り」の如く「信仰によらずに原罪を打ち消す」神の右席の性質をそのまま形にしたような特性。

     T H M I M S S P
「―――聖母の慈悲は厳罰を和らげる」

  T C T C D B P T T R O G      B W I M A A T H
「時に、神の理へ直訴するこの力。慈悲に包まれ天へと昇れ!!」

最終更新:2019年06月18日 15:34