【種別】
道具
【初出】
十五巻
【解説】
正式名称は「超微粒物体干渉用吸着式マニピュレータ」。
磁力、光波、電子などを利用して素粒子を掴む(正確には吸い取る)事ができ、故にピンセットと呼ばれる。
一歩間違えれば原子崩壊が起こっていたかもしれない代物。
当初はクローゼットほどの大きさの金属製の箱だったが、
『
スクール』に強奪された際に
垣根帝督の手で本来の形状に組み直された。
装置が巨大だった理由は盗難防止のためらしい。
本来の見た目は、中指と人差し指からガラス質の長い爪が伸びた金属製のグローブ、というもの。
ガラスの爪の中には金属製の杭のようなパーツが通っており、爪から抽出した素粒子を杭が分析、
結果を手の甲の携帯電話のようなディスプレイに表示する仕組み。
素粒子工学研究所ではこれを用い、意図的に不安定にした物質を使った実験を行っていたらしい。
一五巻の件で
垣根帝督がアレイスターの情報網の正体を掴む為の手段としてこれを強奪、『
滞空回線』を捕獲・解析している。
最後の瞬間まで垣根が所持していたが彼が一方通行によって敗れ、倒れた後に
土御門が回収し、
『
グループ』も『滞空回線』から情報を入手している。
最終更新:2024年04月19日 01:34