【元ネタ】
黄金の夜明け団が既存のタロットに新たな解釈を加えたもの。
様々な方式のものが作られたが、特に有名なのが
アーサー=エドワード=ウェイトがデザインしたウェイト式タロット。
作中のセリフから、GDタロットもウェイト式の影響が大きいことが分かる。
Wikipedia-ウェイト版タロット
GDは“Golden Dawn”=黄金の夜明けの略
【初出】
新約十八巻
【解説】
「
黄金夜明」が既存のタロットをカバラの秘儀的に再解釈したもの。
配列は黄金メンバー皆(
アレイスターの加入前)で完成させた。
神の子の誕生から処刑、復活までを描く事で、
その力の一端を引き出そうとする意味合いが強く、
タロットの「愚者」から「宇宙」までの大アルカナ22枚は
セフィロトの樹を繋ぐ22本のパスと同期している。
人の身で神の領域に踏み込む術を獲得する、すなわち人が生まれながらに持つ原罪を取り去るまでの試みを記した「黄金」の金字塔。
しかし若きアレイスターはこれに頼らず、クリフォトの樹を使った独自の方式で
天使の力の召喚に成功しており、
メイザースは再考の余地があると考えている。
最終更新:2020年09月19日 11:30