【種別】
ボードゲーム

【元ネタ】
おそらくドイツの著名なボードゲームDie Macher。
3〜5人でプレイし、1プレイに4時間程かかる重厚なゲーム。
ただし発売がかなり古いので、国内で手に入れるのは困難。
Wikipedia(en)-Die Macher

【初出】
新約十五巻

【解説】
去鳴上里翔流が過去に遊んでいたドイツ製のマイナーなボードゲーム。

サイコロを振ってコマを進め、手持ちのカードを使って大統領を目指すという、一風変わったすごろくのようなもの。
ただし異常な自由度を誇り、テレビや新聞を買い占めて広告をばら撒いたり、
敵対候補の選挙カーに細工して事故を起こしイメージダウンさせたり、
開票前の投票箱を強奪して一発逆転したりできるらしい。

ちなみにその時の彼らの戦法は、

去鳴 ...暗殺。それも対象は敵対候補者の支持者、つまり一般人。
候補者の支持を表明しただけで殺し、話題に出しただけで殺す。なのでその支持者から離れざるを得ない...というもの。
去鳴曰く「懐柔より脅迫の方が効く中南米の選挙方式」。
暗殺のカードを掻き集めて、ここぞという時に連打で切りまくったらしい。

上里...勇み足。敵対候補の背中を押して罪を犯させ、加害者の枠に収めることで陣営内の結束を乱すというもの。
「敵を被害者枠に収めると結束が固くなるので、下手に暴力沙汰に頼らない方がいい」という考えでの行動らしい。

どちらも各々の抱えている異常性が垣間見える戦法である。

最終更新:2018年05月29日 22:45