イラスタを快く使うための推奨設定まとめ
イラスタで絵を描いていて重たい、メモリーが足りなくなる、イライラする。
そんな状況に遭遇し、設定を弄り倒した人は少なくないはず。そんな先人たちの知恵を拝借し後継に...
そんな状況に遭遇し、設定を弄り倒した人は少なくないはず。そんな先人たちの知恵を拝借し後継に...
環境設定
- キャンバス
- 表示品質
- 高品質とし多レイヤーの絵を着色する際には関係の無いレイヤーは圧縮、解像度下げて非表示するとブラシストロークの遅延は軽減される。【環境A】
- 高速
- 高品質 レイヤーの表示⇔非表示や、切替が早い。
- OpenGL Geforce推奨(Radeonもver1.1.5から安定?)。拡大縮小やスクロールがスムーズ。反面、レイヤーの表示⇔非表示・選択等、画面が切り替わる時に若干もたつく。
- アンドゥ
- 引っかかりの原因となる描画後、xx秒経ったら~~を自分の筆のリズムに合わせ調整する。短すぎるとやり直し対象が細分化されるが引っかかりが増える、逆に長くするとやり直し対象が大雑把になり引っかかりは減る。【環境A】
- メモリ
- 32bit環境の場合は環境に合わせて任意に設定。64bit環境の場合上限設定にしても1.6GB~2GBが限界点となる、それを超えないように注意する。【環境A】
ブラシ設定
- 全般
- ツールを複製して使い分けたい
- ツールセットの項目上で右クリック→新規ツールセットで複製される
- ツール切替時に設定が変わる
- ツールオプション左上のロックをクリックする(設定を変更する際は外す)
- 筆圧等をまとめて設定したい
- ツールオプションの項目上で右クリック→値を全ツールセットの全ツールにコピー(orツール内の全ツールにコピー)
- ツールスタイルの順番を揃えたい
- Ctrlを押しながらドラッグで移動可能(ver1.1.5以降)
- ツールパレットが見づらい
- ファイル→カスタマイズ→ツールパレットのカスタマイズで編集可能。また、リブ(描、編などと描かれた部分)をドラッグで並び替えたり統合したりできる。滅多に使わないツールは新規リブを作り、統合して後ろに置くといい。
- ツールを複製して使い分けたい
- ラフ、線画向け
- ラスターレイヤー向け
- ベクターレイヤー向け
- ラスターレイヤー向け
- 色塗り向け
- 水彩ツール
- エアブラシツール
レイヤー関連-レイヤー合成
- 描画時
- 作業するレイヤーの上位にフィルタや不透明度が低いレイヤーなどが効いている場合は可能であれば非表示にする。多レイヤーとなりブラシストロークにもたつきが出てきた場合は作業時に関係しないレイヤーはフォルダ分けしていればそのフォルダを圧縮、解像度を下げて非表示にする。作業時に必要であればコピーをラスタライズして表示させると多少軽減される。【環境A】
- レイヤー合成使用時
- 可能な限りフィルタフォルダ内のレイヤー数は少なくする。それが難しい場合はフィルタフォルダを一時的にラスタライズしたレイヤーを作り表示させておき、本体のフィルタフォルダは非表示しておくと上位、下位のレイヤーで作業する際に多少軽減できる。【環境A】
レイヤーの変形-メッシュ変形
- パターントーンのメッシュ変形
- 透過するパターンや模様が複雑なものを複雑な変形(10x10格子など)すると点一つ動かすたびにすべてを再描画する際に秒単位~10数秒単位で待たされる(環境設定のドラッグ後に粗いプレビュー時)。【環境A】
注意点・その他
- ドックを閉じた状態でイラスタを終了させると、次回展開時にパレット項目に全てチェックされた状態で起動してしまう。ワークスペースは保存して置くこと
- ドックを閉じた状態でメニューのパレット(P)からいずれかの項目にチェックを入れ、出てきたパレットを閉じた場合にも上記の現象が起きる模様
- 手のひらツール等になったままツールが切り替わらない事がある。この場合スペースキーを押すとなおる
参考環境
- 環境A:Win7 64bit、CPU Core2Duo3GHz、MEM 8GB
IS1.1.5、イメージサイズ3500x3500px 300dpi、ファイルサイズ200MB
使用メモリー約1.2GB、レイヤー数300枚超(内トーン100枚超など含む) - 環境B:
テンプレ
編集し追加される方は以下のテンプレのようなものをお使いください。可能であれば実際に作業した際の環境も「参考環境」に追加してください。
- 項目
- 設定、説明等【環境x】
お勧めの設定等があればどうぞ
最終更新日時: 2010-06-01 17:15:28 (Tue)