別に新ジャンルじゃない「ひょんなことから女の子」
1 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 02:55:42.97 ID:TTzDSlMF0
ここは「ひょんなことから女の子」スレです。

誰かが女の子になったり、何かが女の子になったりしています。
デフォのキャラがいないので、自由にキャラを作って下さい。
別に新ジャンルじゃないし既出も上等。
あなたも「ひょんなの子」を妄想してみませんか?

・過度のリアル報告・自虐、自動保守は避けましょう。

まとめwiki http://wannabe.fam.cx/service/2ch_01/link.cgi?http://www12.atwiki.jp/hyon/
避難所 http://wannabe.fam.cx/service/2ch_01/link.cgi?http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/31732/

2 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 02:56:43.70 ID:TTzDSlMF0
立たないから立てた、すぐ投下する。

3 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 02:57:05.01 ID:TTzDSlMF0
真っ赤な太陽! 白い砂!
「めぐみぃ、本当にサッカーなんて出来るの?」
「ふっふーん、いつもの私と一緒にしないでよ。」
「それはそうと準備体操いつまでしてるのよ。」
「いやー、待ちきれなくってさ。」
「ふふっ、去年はあんなに嫌がってたくせに。」
恵になってから勉強ばかりだったので、必要以上に気合が入っているようだ。
「よし、行くか!」
本日は球技大会。
恵の出場種目はサッカー。
どうやら恵の運動音痴は酷いものだったらしく、友人達からは遠回しにあんまり目立たないように言われた。
しかしまあ本人がやる気満々なのでどうしようもない。
ちなみにこの球技大会では一クラス一種目につき三回、全学年と一回ずつ当たる仕組みで、
上の学年ほど有利になっている。

恵の一回戦、対ニ年三組。
クラスメイト達は唖然としていた。
「めぐみ…何があったの?」
「たしか弟も彼氏もサッカー部だったけど…教えてもらったとか?」
「ないない、あの恵が教えてもらったからってあんなに…。」
3人抜いてシュートを決めた。恵一人で、二点目。
「ほらそこ! 何ぼーっとしてんのよ!」
やっぱヒトは陸で生きていくべきだ、うん。
ちょっと息きついけど…楽しいから気にならない。
「まあ…活き活きしてるし…いいんじゃない? それより私達もちゃんとしましょ!」
「うん、そうだね!」
結局、五対一の圧勝となった。

4 :トリ忘れた ◆iIl1lB4oT2 :2007/03/09(金) 02:57:51.62 ID:TTzDSlMF0
「ヒデー!」
「恵、お疲れー。」
「どうですか、そっちの方は?」
「いやあ、もう大変だよ。」
英雄は、サッカーはもちろんのこと、バスケットボール、テニスと三種目に出場、まさに引っ張りだこだ。
「人気者なんだね。」
「ああ、あの…、」
「ん?」
英雄は恵の耳に口を近づけ、
「恵も結構人気者だから…気をつけてね。」
とささやいた。
「ヒデー、次サッカーだから早くー!」
「じゃあ、また後でね。」
「うん、頑張ってね。」
そして英雄は去っていった。それにしても、何に気をつけるんだろう…。
「あ、めぐー、バレー応援しに行かない?」
「うん、いくいくー。」
ま、今は楽しもっか。

5 :I'm my sister ◆iIl1lB4oT2 :2007/03/09(金) 02:58:25.29 ID:TTzDSlMF0
二回戦は対一年で楽勝だった。
三回戦、三年四組対三年六組。ちなみに恵のクラスは六組の方だ。
対戦前、相手選手の一人が恵に言い寄ってきた。
「あなたが立花さんですね?」
「え? まあ、そうだけど…。」
「私、ヒデのことが好きなの。私が勝ったら別れてくれない?」
何だよいきなり。マンガみたいなこと言う奴だな…。
「それって別に私が勝ってもメリット無いですよね。」
「…と、とにかく! 勝負するの!」
「で、名前は?」
「あ…忘れてました。工藤真紀、よろしく。」
「…お願いします。」
握手。何かよく分からないけどこれは負けられないな…。
という間にキックオフ。
まあさっきまでの調子なら負けないだろうな、とボールを運んでいると早速目の前に真紀が出てきた。
いっちょ実力の差でも見せ付けてやろうか…とトラップをかます。
…あれ? ついてくるぞ…あ、とられた。…え?
「現役なめないで。」
現役? うちに女子サッカー部なんてあったっけ?
あ、呆けてないで追いかけない…と…。
ピーッとホイッスルの音。時既に遅し。
「え、と…どういうこと?」
「市営競技場あるでしょ? あそこでクラブチームやってるの。」
なるほど。これはまずいかも。

6 :I'm my sister ◆iIl1lB4oT2 :2007/03/09(金) 02:58:50.42 ID:TTzDSlMF0
体が思うように動かなくなってきた。
あっちは自分の体だもんな、しかも鍛えてるし。
あれから両者点は入らず、後半終了一分前。
ここは男のプライドにかけて負けたくない所だが…。
ボールが回ってきた。回りが塞がれているというのに。
「唯!」
味方のスポーツ万能少女に託す。
その間に左側から走り込む。足、ガクガクだな。
「めぐ!」
よし、いける。この位置からなら…。
ちょっと、クドーだっけ? 邪魔するな!
もう一度唯に…ちっ、向こうも塞がれてる。
後ろをチラッと見る。よし。
ボールはゴールに吸い込まれた。
ナイスフェイント、俺。
その後すぐに試合終了の笛が鳴った。
「はあ…。」
恵はその場に座り込んでしまった。
「引き分けね…、どうする?」
「あなたが…『勝ったら』…でしょ?」
「そうね。ごめんなさい。」
真紀は恵に手を差し伸べ、体を起こしてやった。
なんかさ、スポーツで得る友情っていいよな、とか思ってみる。

7 :I'm my sister ◆iIl1lB4oT2 :2007/03/09(金) 02:59:22.95 ID:TTzDSlMF0
どうやら他の種目が全部終わってこれで最後らしい、男子バスケ。
「めぐ、困るねえ。」
ニヤニヤしながら友達が聞いてくる。
そう、英雄の三組と恵の六組の試合だ。
「別に。六組応援するに決まってるじゃん。」
「ほう、彼氏より勝利を選びますか。」
「だって…あんなに頑張ったんだよ?」
「まあ、ね。運動嫌いの恵がね。」
本当は違うんだけどね。
色々話しながら見てるうちにあれよあれよと時間は進んでいく。
女の子同士の話って、男の時は迷惑なだけだったが、入ってみると結構面白い。
そして試合は六組が勝ってしまいました。
「恵、ちょっとくらい応援してくれても…。」
「世の中そんなに甘くないのよ。」
コートの中と二階の観覧席で話し合う。ちょっと恥ずかしくない?
「後でね。」
恵がそう言うと、英雄は一回息を深く吐いて、更衣室に向かった。

8 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 03:00:12.63 ID:TTzDSlMF0
以上。正直深夜に立てるのはまずかったかも

9 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 03:13:30.11 ID:6VkFdN15O
>>8
マジGJ!!
続きに期待w

10 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 03:17:41.92 ID:ICuIkFulO
>>1スレ立てお疲れ!
俺は寝起きに投下しようかと思いつつおやすみなさい

11 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 03:54:24.67 ID:TTzDSlMF0
hs

12 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 04:36:11.96 ID:TTzDSlMF0
hosh

13 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 05:17:25.96 ID:TTzDSlMF0
保守

14 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 05:52:50.08 ID:TTzDSlMF0
最終保守

15 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 06:07:05.00 ID:Sh5kpQD00
ほ〜ら☆
えっちなものだよぉ〜
(携帯可)
http://wannabe.fam.cx/service/2ch_01/link.cgi?http://kissho.xii.jp/1/src/1jyou2379.htm

16 :名無草:2007/03/09(金) 06:27:07.03 ID:M2kFu1qz0
お、>>1さん乙です
それでは投下でも

17 :名無草:2007/03/09(金) 06:27:36.73 ID:M2kFu1qz0
弁当を二つ、鞄に入れて一休み。
大阪「うぅ……ん、え?」
俺「あ、起きた?」
大阪「おはようございます、“俺”さん。ところでこの布団は……?」
俺「おはよう。さぁ?ところでもう弁当は出来てるのか?」
話題を逸らす。
そうこうしているうちに呼び鈴が鳴った。
俺「はーい」
玄関に向かい、ドアを開ける。
と、いつのも二人に加え“女”が立っていた。
俺「よ」
が、気にせずいつもの挨拶。
友「おう」
男&女「おはよう」
大阪「おはようございます」
いつの間にか後ろに立っていた“大阪”は、
俺「……その包み、何?」
なにやら大きめの包みを両手で抱えていた。
大阪「なんでもないですよ」
俺「?」
疑問は尽きないがどうこう言ってもしかたあるまい。
俺「まぁいいや。んじゃ、行こっか」


18 :名無草:2007/03/09(金) 06:28:13.51 ID:M2kFu1qz0
なんでもないことを話しながら、五人で登校する。
そこでふと思った。
俺「つい一週間前まではバラバラで登校してた、ってか“大阪”なんて学校すら行ってなかったのにな……」
大阪「そう、ですねぇ……」
友「確かに」
男「“俺”が寝坊しすぎだったからだと思うk
俺「今日は弁当二つ食おうかなー」
男「ごめんなさい、なんでもないです」
女「ははは。でも、“俺”君が女の子になったから、今私たちはこうして五人で歩いてるんだね」
友「そう言うこったな」

なんて言いってるうちに学校に到着。
一つ目の授業は数学。
黒板を写しているうちに、眠くなっ、て。

大阪「あ、“私”さん」
数学教師「……まぁ良いじゃないか。転校してきたばかりで疲れてるんだろう」
友「おかしい……いつものあいつなら絶対に叩き起こしてるのに……」
男&女&数学教師(寝顔、可愛い……)


19 :名無草:2007/03/09(金) 06:28:57.73 ID:M2kFu1qz0
続きは夜にでも

20 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 07:50:10.65 ID:+1XCUcJD0
ワクワクが止まらない保守

21 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 08:12:19.25 ID:dNGKz0Nv0
寝起きに保守

22 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 08:54:05.20 ID:MJ/YbrPdO
おはよー保守

23 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/09(金) 09:28:30.50 ID:ICuIkFulO
―ピンポーン!
チャイムの音が響く。
「あら、中原さん♪おはよう!」
「おはようございますお母さん♪正樹君、準備出来てますか?」
「上が騒がしかったから起きてはいると思いますけど」
なんてやり取りをしている二人の声が大きいので、二階までよく聞こえる。
「どどど、どうしよう!いくちゃん来ちゃった!」
「どうしようもないんじゃない?バイト先の先輩、待たせるわけにもいかないだろ?」
そうなんだけど!あぁ!どうしよう〜!
「何やってんのかしらあの子ったら!中原さん、様子見てきてもらえます?階段を上がってすぐの部屋ですから」
「分かりました〜♪じゃ、お邪魔します」
いくちゃんがこの部屋に来る!
階段を上がる音がカウントダウンのように聞こえ、そして
「正樹く〜ん!おはよう!」
大声と共に戸を開け放つ。
「…おはよう。………いくちゃん」
「………???正樹君の妹さんかな?」
隣にいた兄さんが小さく笑う。
「初めまして中原さん。俺は正樹の兄で太一と言います」
「はい、初めまして。中原育子と言います。で、正樹君はどこですか?」
キョロキョロと辺りを見回すいくちゃんを見て兄さんはまた笑う。
「…ククク。えぇ〜っと、中原さん?こいつが正樹なんですよ?」
「ふぇ?」
キョトンとするいくちゃん。
「…いくちゃん、どうしよう?俺、女の子になっちゃった!」
俺はそう言うので精一杯だった。

24 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/09(金) 09:29:41.34 ID:ICuIkFulO
その後、いくちゃんを交えてプチ家族会議。
結論
「こんな可愛い娘が欲しかったか」
両親はこんな感じ。
「お兄ちゃんって呼んでくれ♪」
と馬鹿な兄。
「まぁ、仕事に差し支えは無いでしょ」
いくちゃんはこんな感じ。
で、時間も少なくなったので朝ごはんは家で食べることにした。
その後、俺の衣類を買うためにいくちゃんの知り合いの店に買い出しに行くことに。開店前にも関わらず、オーナーさんは嫌な顔をしないで開けてくれた。
何のお礼もしないわけにはいかないので、サインをすることで勘弁して頂いたのだが、俺のファンだったらしく大層喜んでくれた。
―車の中。
「ねぇ、いくちゃん。このワンピースってのはスースーして落ち着かないなぁ…」
「何言ってるのよ!今までだってメイド服とかセーラー服とか着たでしょ!慣れよ、慣れ!」
まぁ、そうなんだけど。
「それとね、咲ちゃん!胸がおっきすぎよ!何よGカップって!私なんてBなのよ!」
「いや、泣きながらそんなこと言われても…」
そんなやりとりをしているうちに事務所に到着した。

25 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/09(金) 09:31:23.86 ID:ICuIkFulO
「おはようございま〜す」
と、挨拶をして事務所に入る。
『誰?』
事務所にいた先輩タレントやマネージャーさん達が合唱。
「『咲』ちゃんよ〜。何か女の子になっちゃったんですって♪」 いくちゃんが説明してくれる。
「咲です。…今朝起きたら女の子になってました。HKOKにかかったみたいです」
皆が品定をするような目で俺を見る。
…居心地が悪い。
『ロリ巨乳ktkr』
…皆さんの感想はそれですか?
と、先輩の一人が
「あ〜あ。咲ちゃん可愛いから狙ってたのに女の子になっちゃうなんて…。まぁ、これはこれで(ry」
とか言う。恐ろしい…。
「咲ちゃん!こっちに来て!」
いくちゃんに呼ばれ
「それじゃあ皆さん、今日も一日よろしくお願いします♪」
そう言って事務所の奥に向かった。
「弾んでる!」
「揺れてるんじゃなくて弾んでる!」
「この事務所に就職して良かったと初めて思った…」
そんな言葉を背に、女の子って大変だなと思うのだった。

26 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 09:35:54.50 ID:cVStIHZQ0
グッジョブ!

だが、Gまでいくと想像出来ないぜorz

27 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 10:39:18.35 ID:gJWRUWZ20
保守

28 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 11:31:31.61 ID:ICuIkFulO
>>26書いた本人ですら想像出来ないから大丈夫。
巨乳はあんまり好きじゃないんだ本当は

29 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 12:13:50.94 ID:cVStIHZQ0


30 :ブランクライフ:2007/03/09(金) 13:07:32.45 ID:+1XCUcJD0
保守代わり〜投下

31 :ブランクライフ:2007/03/09(金) 13:09:18.05 ID:+1XCUcJD0
コトン
足下に、ココアののったお盆が置かれた
そのままズズズ、と畳の上を私の方へと押す
「ま、これでも飲んで落ち着け」
彼が飲んでいるのはコーヒー、ココアとはまったく違う苦い香り
「…………」
「…………」
うつむいて、床を見たまま。顔を上げることが出来ない
足下にある、カップが妙に白い
電気はついていないから、月の明かりだけなわけで
それほどはっきりと分かるわけないのに、いやにくっきりと浮かび上がっている
「……怒らないんですか?」
「どうして?」
「……だって、あんなわがまま言ったあげくに、無茶苦茶言って」
「まあ、そういうこともあるさ」
彼は大人だ
年齢だけでなくって、心も自分が虫以下の存在に感じるくらい大きく見える
「とにかく、涙を拭いて、ココアを飲みなさい」
袖で、涙を拭う
自分のその行為が気持ち悪い、吐き気がした
でも、もやもやはココアで流し込んだ
「まだ、お休みできない?」
まるで子どもをあやすような喋り方
「うん。もう少し起きてたい」
「おやおや、宵っ張り娘だこと」
彼はいかにもわざとらしくやれやれ、と肩をすぼめて、にこりと笑った

32 :ブランクライフ:2007/03/09(金) 13:12:06.64 ID:+1XCUcJD0
明けない夜はない
結局、一度もまどろむことなく、日の出がきてしまった
次第に明るくなっていく部屋で、私はずっとうつむいて座っていた
どうして近づいてくる腕が怖いのかずっと考えながら
それでも結局答えは出て来なかったけど
「さあ、朝だ」
伸びをした彼は仰々しく私に手を伸ばす
『お嬢さまは一人で起きられますかな?』
この台詞は執事……かな?
「絶対に離さないでね」
そうとだけ言って彼の手に捕まって一気に立ち上がる
立ち上がってみると何が怖かったのか分からなくなってしまった
「朝ご飯、急いで用意しますね」
しょぼしょぼした目をこすって、乱れた前髪を払って、出来る限り笑顔で
「……女心っていうのか?よう分からん」
彼はそういって苦笑した

33 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 13:13:22.97 ID:+1XCUcJD0
短いですが以上、保守
どうでもいいけど私のイメージでは“私”は確実に貧乳

34 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 14:43:49.53 ID:cVStIHZQ0


35 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 15:27:28.29 ID:cVStIHZQ0


36 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 16:14:36.62 ID:iOzi4IgV0


37 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:05:08.60 ID:MJ/YbrPdO
ザーボンさん

38 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 17:21:59.39 ID:5s+Bm58JO
フリーザ様wwwww

39 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/09(金) 18:45:18.45 ID:ti8gY6G30
投下にきますた

どのくらいの方おります?

40 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 18:48:35.91 ID:MJ/YbrPdO


41 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/09(金) 18:49:35.44 ID:ti8gY6G30
夕食とか言われたので行って来ます・・・

投下は夕食後にでも

42 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:07:42.94 ID:NfYax2z80
なんというじらし方……


43 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:11:11.12 ID:+1XCUcJD0
それでもwktkする私は確実にマゾ……

44 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/09(金) 19:18:25.10 ID:ti8gY6G30
第3章:歓迎会


第一話

勇人「・・・」

今日は金曜日。昨日が木曜日だったんだから今日は金曜日で当然である。これで土曜日だったりしたほうが困る

寝起きに訳の分からんことを考える。今日も学校か・・・

まぁ寝起きと言っても登校準備完了でこれから学校へ向かいますってところなんだけど、脳がまだ起きてない

・・・いや、脳が起きるのを拒否しているだけかもしれない。脳が僕の背後の存在を拒否しているようだ

優「よーし、レッツゴー」

後ろで優が何か言ってる、やはり昨日のことは夢じゃなかったみたいだ。朝起きたら夢でしたーってことは無かった。現実は厳しいな

勇人「いってきます・・・」

優「いってきまーす♪」

二人同時に家を出る。朝っぱらから元気な奴だ。反比例して僕が暗い

そりゃまぁ、また昨日みたいな日になるのかと思うとテンションダウン、0まで到達、マイナスまで行くのも無理はない・・・と思うのだが

優「勇人、暗いねー。明日は休みなんだから、今日エネルギー残す必要はないぞ。明日ゆっくり休めばいいんだから」

謎の優理論を聞かされる。明日休みなのは百も承知。けど

45 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/09(金) 19:19:49.23 ID:ti8gY6G30
勇人「あのな、エネルギー残す残さないじゃなくてな、僕の場合残ったエネルギーを必死に集めている最中なんだ」

昨日の騒ぎで今日の分までエネルギーを使ってしまったようなものである。しかも、寝ても回復しないから厄介だ

優「ダメだなぁ、勇人は。もしかして昨日が原因?あれぐらいでダウンする程度じゃあ、まだまだだね」

勇人「と、とりあえず今日は普通に疲れてる。会話は全部優に受け流しするから」

優「え、それ本気で言ってるの?」

勇人「本気も何も・・・今日は誰かと話す気力が無い。昼休みに少し話すだけで後は全部スルーするから優、頼んだ」

ダメだ、今日は朝っぱらから死ぬ程疲れてる。余計なところで体力使う余裕なんか無い。学校着いたら寝よう

優「へー、ホントにいいんだ。じゃあ皆からの質問も全部僕が答えるよ?」

勇人「・・・答えてよろしい。けど、正直に答えるんだぞ。嘘、偽りは許さん。脳内物語の発表も許さん」

こう言っておかないと、僕の世間的地位がヤバイことになりそうだ。優の暴走脳内物語を信用されたら物理的にも精神的にも死ぬことになる

優「んー、とりあえず気をつけるね」

勇人「・・・とりあえずってなんだ、とりあえずって。絶対だ。絶対に変な設定を追加するなよ」

優「リョーカイ♪」

・・・ホントに了解したのか、こいつ。危なっかしいけど、もう突っ込む余裕がない

今日の僕はもうダメかも分からんね・・・

46 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/09(金) 19:20:23.63 ID:ti8gY6G30
学校到着。教室に到着

僕は真っ直ぐ自分の席へ向かう。荷物を片付けたら即机に伏せて寝る

隣の席は、例の転校生特権とやらで優が座る。早速だが、既に来ていたクラスメイトが話しかけてきた

どうやら昨日あまり話せなかったらしく、今日色々と聞くつもりらしい

今日で優は2日目になるのだが、結構優と話す人は多い。優の社交性によるものだろう。流石だな・・・

クラスメイトA「ねぇ、優さん」

そういえばクラスの連中は優を優さんと呼ぶ。まぁ秋空は二人いるから名前で呼ぶのは当然だが

男子は優を優さんと呼ぶし、僕を勇人と呼ぶ。けど、女子はどうなんだろう・・・そのまま苗字か。まぁどうでもいいけど

クラスメイトB「よぉ、勇人」

男子の誰かが僕に話しかけてくる。けど、普通にシカトする

話したくないのは疲れてるのもあるけど、割と可愛い転校生と親しくなりたいという下心が丸見えだからでもある

ここ一週間近く話してないのに今日に限って話しかけて来るなんて、随分簡単な思考回路した奴だ

優「あ、勇人疲れてるみたいなので。そっとしておいてもらえます?」

クラスメイトB「あ、そうだったんだ。悪い悪い」

優に話しかけらたからだろう。声に喜色が出ている。どうしてこんなに単純な奴なんだ。同じ男としてイヤになる程低レベルなやつだ

47 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 19:20:39.20 ID:SM+QTZSr0

神IDktkrwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



1 :スターマイン774連 :2007/03/08(木) 01:04:39 ID:VIP/FucK
花火に関するトリビア・ネタニュース等のスレッドです。

・・・盛り上がらないかなあ。

2 :スターマイン774連 :2007/03/08(木) 03:01:54 ID:QLIaiLCy
>>1
盛り上がりそうなIDだけど


3 :スターマイン774連 :2007/03/08(木) 04:27:31 ID:47zOikf0
>>1
VIPくせえよ


http://wannabe.fam.cx/service/2ch_01/link.cgi?http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/fireworks/1173429477/l50

記念真紀子急ぐお( ^ω^)



48 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/09(金) 19:20:48.25 ID:ti8gY6G30
・・・最近、怒りやすくなってるな。少し落ち着かないと

そんなことを考えていたら

トモ「よう、勇人。おはよう」

再度声をかけられる。この声は・・・トモか

優「あ、トモ君。勇人疲れてるみたいだから」

勇人「いや、大丈夫だ」

そう言って起き上がる。優の周りはさっきより人数が増えている

勇人「おはよう、トモ」

トモ「おう、疲れてるみたいだな。大丈夫か?」

勇人「あぁ、疲れてるのは事実だが大丈夫な範囲だ」

学校ではトモと話しているときが一番楽だ。優とはまだゆっくり話せそうにないな・・・

トモ「疲れてるときは無理するなよ。明日休みだからゆっくり休息を取れ」

勇人「言われなくてもな」

トモ「おう、休むのが一番だ。俺は風邪ひいてるときでもゲームやるがな」

・・・相変わらずだな、色んな意味で

49 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/09(金) 19:21:30.58 ID:ti8gY6G30
キーンコーンカーンコーン

一時間目開始5分前のチャイムが鳴る

そのとき、いつもなら来ないはずの先生が来た。何かあるのだろうか

先生「学級委員!今日の4時間目のホームルーム何やるか考えておけよ!」

そうとだけ言って先生は出て行った。これだけかよ・・・

そういえば今日の4時間目はホームルームか、何やるんだろう。昼寝タイム希望。

学級委員長「あー・・・だそうです。何か希望ある人いますか?」

あ、昼寝タイム希望。って言いたいけど、そんなこと言ったら何言われるか分かったもんじゃない。というかそんなエネルギーもない

周りを見回す。誰も手を挙げない

つまり何も希望がないということか。じゃあ自習で昼寝タイムという流れきたか?

委員長「んー」

委員長が優のほうを見る。何を考えてるんだ・・・?

委員長「じゃあ4時間目のホームルームは優さんの歓迎会をかねてレクレーションにしようと思います。いいですか?」

な、なんだってー!(AA略

クラスメイト大勢「いいよー」

50 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/09(金) 19:22:01.54 ID:ti8gY6G30
おいおい、何か最高に面倒なものが来ちゃったんだじゃないのか、これは

優「へー、歓迎会かぁ。楽しみ♪」

勇人「・・・」

トモ「ここで内心、最悪だ、と思ってる勇人君が一言↓」

勇人「4時間目はイミフにのる」

トモ「のるの・・・らねーよ」

イミフにはのらなくても何か別なところにのりそうだ。いや、何を言ってるんだ僕は

委員長「じゃあそのときは優さんへの質問タイムを少し設けようと思いますので、皆さん各自質問を考えておくように」

クラスメイト一同(特に男子)「りょうかーい」

トモ「・・・イミフにのりそうな悪寒」

勇人「作品名は秋空勇人の憂鬱だ」

トモ「うん、俺も4時間目が楽しみだ。悪いな、勇人。ここぞというときに俺は薄情だから」

勇人「・・・」

最悪だ。寝よう

51 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/09(金) 19:22:49.19 ID:ti8gY6G30
第3章長くなったので、とりあえず1話だけ

続きはまた後にー

52 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 20:00:11.98 ID:oXVVQiyKO


53 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 20:25:44.85 ID:ICuIkFulO
>>51乙です。
俺も投下するかな

54 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/09(金) 20:32:02.37 ID:ICuIkFulO
「咲ちゃん、今日は会ってもらいたい人がいるのよ〜♪」
「誰?」
「貴方の後輩になる子よ♪こないだ社長自らオーディションしたのよ。今、客室に来てるの」
…へぇ、あのおっさんって仕事してたんだな。いつもガンプラ作ってるから暇人だと思ってた。
何て考えているうちに客室につく。
―コンコン

「雪ちゃん、入るわね?」
いくちゃんが客室の戸を開けると
「あ、育子姉さん!おはようございます」
そこにいたのはスレンダーで知的な感じの美人さんだった。
「咲ちゃん、紹介するわ。鈴原雪緒ちゃんよ。雪ちゃん、こちらは咲ちゃん………ってファンだったわね?」
…ちょっと待て。鈴原雪緒?どっかで聞いた名前じゃないか。
「初めまして咲ちゃん!…あぁ、生で咲ちゃんに会えるなんて感動です」
「…鈴原…先輩。ですよね?」
そうだ!髪が長くなってて分からなかったけど鈴原先輩だ。
「あら?咲ちゃんって雪ちゃんと知り合い?」
首を傾げながら尋ねてくるいくちゃん。
「うん、一応。鈴原先輩。須賀正樹って覚えてますか?」
先輩は暫く考えて
「太一さんの弟さん?」
と答える。覚えてくれていたようだ。
「その弟がボクなんです…」
「えぇ!?」
そりゃあ、驚くよな…。
「先輩と同じでHKOKになってしまったんです」

55 :愛謝 ◆AwRoH5fkCI :2007/03/09(金) 20:32:48.59 ID:ICuIkFulO
それから三人でいろんな話をした。いくちゃんと先輩が従姉妹だってのには驚いた。知的なところとか似てるけど。
そうそう。これからの活動は鈴原先輩とセットになるらしい。
歌とか出す計画もあるみたいで、ボイトレとかダンスとかを本格的に始めるようだ。
夏休み中の仕事らしい仕事はグラビア撮影だけとのこと。
「さて、今日は打ち合わせだけだからこれで終わり。二人とも送ろうっか?」
「先輩、どうします?」
「う〜ん。…私は咲ちゃんともっと仲良くなりたいなぁ」
「じゃあ、二人で遊んできたらいいんじゃない?」
と、いくちゃんが提案。
「じゃあ先輩?とりあえず外に出ましょう。いくちゃん、お疲れさま」
「育子姉さんお疲れさまです」
「はい、楽しんでらっしゃい」
にこにこしながら送り出してくれるのだった。

56 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 20:33:31.37 ID:ICuIkFulO
眠いんで投下終わり。
ネタが浮かばなくなってきたな…

57 :捕鯨船:2007/03/09(金) 20:38:56.37 ID:XhJcYeix0
どこまでやったかな
投下しますね

58 :捕鯨船:2007/03/09(金) 20:40:08.93 ID:XhJcYeix0
で、まあ学校に向かってるわけです。実は文化祭で女装させられたので「足元がスースーするぜ」なんてならない僕がいる
。慣れって怖いね。しかも前電車内で痴漢にあったこともある。だからこういうときの対処法は知ってるんだ!

・・・死のう

そこでスカートの中にまで手が入ってくる。この痴漢、なかなか勇気があるじゃねえか・・・
電車の揺れにあわせて後ろにいる痴漢の鳩尾に肘を叩き込む。そのままよろけたふりをして足を踏む。
2コンボで撃沈さ☆

・・・死のうorz

59 :捕鯨船:2007/03/09(金) 20:41:09.91 ID:XhJcYeix0
なんだかんだで学校に着いて、とりあえず普通に自分のクラスに行って自分の席についてみる。
女1「あれ、そこあの子の席でしょ?転校生?」
女2「はじめまして、私2、よろしくねー」
さわぎを聞きつけて周りに人が集まってくる。まあ、そりゃそうか
男1「趣味は!?」
男2「俺と結婚してください!」
男3「昨日のお客さんじゃないっすかwwwww」
って、男3、昨日の店員テメェだったのかよ
「あー、僕だよ僕。なんか昨日朝起きたら女になっててさ」
女2「あ、そうなの?なーんだ」
男3「まじっすかwwwwどうりでwwwwww」
男2「それでもいい!結婚してください!!!」
おいおい、納得するなお前ら・・・っていうか詰め寄るな2、キモイ
担任「えー、出席を取るぞー席につけー」
いつもどおりに出席を取り始める。そろそろ僕の番だ
「えー・・・次、ってお前、誰だ?」
「あ、僕です。なんか起きたら女の子になっちゃってて」
「そうか。いつも女みたいな奴だと思ってたがついに女体化か。次、オカマ2−」
「はぁいv」
「次、男5−」
「ういっす」
・・・あ、あれ?先生まで!?

60 :捕鯨船:2007/03/09(金) 20:44:20.97 ID:XhJcYeix0
「なんで皆スルーなんだろうな」
昼休み、パンを入手するため購買へ向かう。両親がいない上朝弱い僕は夕食ならともかく弁当を作るのは無理なのだ。
ちなみに朝食は食べない
「さあ・・・まさか先生までとは思わなかったけど」
「ところでお前はその格好で争奪戦に参加する気か?」
あー、そうだった・・・この学校のパン争奪戦はテレビで見る戦場の最前線よりも過酷だ。理由はいろいろあるのだが、と
りあえずいつもと同じように人ごみに飛び込むと体力、筋力で劣っているこの身体では確実に戦死がオチだ。
どっかの女子が弁当忘れて購買の女王が降臨したときは勝ち目が無さすぎ。
友に頼むにもこいつはバカだから正直頼りない。
「ここはいっそ、この身体を生かしていってみようと思う」
「ほぉ、お手並み拝見といこうか」
「友のも買ってきてやろう。何がいい」
「じゃ、コロッケパンで」
「御意に」
後ろで見守っている彼を尻目に、戦場へ飛び込む。

61 :捕鯨船:2007/03/09(金) 20:45:23.06 ID:XhJcYeix0
といってもその人ごみの最後尾で、ピョンピョンジャンプしながら叫ぶだけだ
「おじさまぁ!コロッケパンとサンドウィッチを下さいぃ!おじさまぁ!」
購買のおばちゃんはよく居るが、ここはおじさんがやっている。しかもロリコンの
その声に気付いてこっちを見たおじさんはそれはもう見ただけで吐き気を催すような蕩けた笑顔で
「あいよぉ!おじょうちゃん!まってなぁ!」
叫びながら生徒を押しのけ僕のところまでやってきてくれた
「あ、ありがとうございますぅ・・・」
「いやいや、これも購買の職員の仕事だからね!転校生かい?今後もごひいきに!」
「すごいんですね、ここの購買・・・私、お父さんもお母さんも忙しいからお弁当用意してもらえなくて・・・毎日こないと
いけないって思うと、ちょっと眩暈がしちゃいます」
「そういうことなら任せときな、声をかけてくれればおじちゃんが今みたいにもってきてあげるから」
「そうですか?ありがとうございます、おじさまっ!」
とびっきりの笑顔を向けると一瞬硬直したあとに死ぬほど幸せそうな顔をしながら
「まかせなっ!」
「じゃあ、私は教室に戻りますね。本当にありがとうございますっ!」
後ろを振り返りながら購買を出る。遅れて友が追いついてきた。
「お前・・・すごいな」
「まあね。あのおじさんがロリコンなのは知ってたし」
「でもあれは反則じゃ」
そこはまあ戦場だし、英雄として見られることはあっても嫌な顔はされないはずだ。
多分今頃予想外の強敵として噂が広まっている頃だろう
「っていうか、あの笑顔が反則。正直俺一瞬胸キュンだったぞ」
「そお?」
そういえばあの瞬間周りの生徒も凍りついたきがする。そんなに破壊力高かったのか・・・
「ま、僕は使えるものはなんでも使う人間だから」

62 :捕鯨船:2007/03/09(金) 20:49:26.26 ID:XhJcYeix0
本当に何事もなく(むしろ何かないのがおかしいけど)放課後になり、帰ろうとするところを教師に呼び止め
られた。
「生徒手帳を修正するから残ってくれ」
「あ、了解です」
生徒指導室で写真を撮られてから学年主任が来たので適当に雑談する
「そういえば、なんで皆僕が女になったのに驚かないんですか?」
「まあ、それがこの学校の特色だし。なにがあっても「あるあ・・・あるあるwww」ですむからな」
「いや、そんな学校でしたっけ・・・それに、先生だって」
「ああ、学校側はちゃんと両親に話を聞いたから。写真だけ取り直せばよかったんだ」
ふぅん・・・手際がいいな。って、あれ?
「え、なんていいました?両親・・・?」
「げ・・あ、まあ間違いだ。友と女にだよ」
「・・・」
両親?

63 :捕鯨船:2007/03/09(金) 20:51:08.95 ID:XhJcYeix0
そりゃなんの原因も無しに女になるわけないだろうが、まさかそこで両親が出るとはおもわなかった
「あの、どういう意味ですか?」
「いや、だから昨日友と女が電話してきてな。女になってしまったから手を打っておいてくれと」
いや、嘘だろそれ
「・・・いいですよ、両親に聞いてみます。じゃ、僕はこれで帰るんで」
校門で女が待っていてくれていた。
並んで帰ってもただの友人同士にしか見えないだろうなぁ、女同士じゃ
「・・・お前、女になってもなにも思わないのか?」
「あー、まあねぇ。騒いだってどうしようもないし、ナゼか周りも騒がないし。別にもうかまわないかなって」
「でも、ほら。好きな奴とかいなかったのか?」
「まあ、居ないことは無かったけど・・・でも仕方ないかなって」
それ、君のことだったんだけどね。
「私にだけ教えてくれないか?」
って聞かれちゃったよ。・・・ま、いっか
「実は女だったんだけどね。あっはは・・・手遅れか」
「っ!?」
えぁ?そんなに驚かれても
「い、いや・・・気にしなくてもいいよ?」
「ほ、本当か・・・」
「うん・・・でも女になっちゃったし、ほんと気にしないで?」
予想以上の取り乱しようだよ。どうしよ・・・
「す、すまん。気にするな。わ、悪いが今日は用事があるからここで別れる。じゃあ、また明日な」
うん・・・?なんなんだ、一体。
とりあえず帰って母さんにでも電話してみるか・・・

64 :捕鯨船:2007/03/09(金) 20:52:25.12 ID:XhJcYeix0
今日はこの辺でー


65 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 21:05:46.28 ID:/oVp3Lhx0
乙〜

66 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/09(金) 21:06:20.77 ID:cVStIHZQ0
皆さんグッジョブです!

じゃあ次はボクが投下しますね。

67 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/09(金) 21:17:28.20 ID:cVStIHZQ0
ごめんなさい。ノリで言いました。ホントは書けてません。ごめんなさい。


ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい

68 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 21:19:36.97 ID:oXVVQiyKO
謝るなよ偽善者

69 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 21:20:53.18 ID:5s+Bm58JO
気にしなくてもイインダヨー

70 :名無草:2007/03/09(金) 21:47:25.33 ID:M2kFu1qz0
正直今違う新ジャンルの書いてますが
続きをちょびっとだけ投下しますね

71 :名無草:2007/03/09(金) 21:48:03.78 ID:M2kFu1qz0
そんなこんなで昼休み。
場所は屋上にすることになった。風も弱く天気も良い、きっと気持ち良いだろう。
そうして弁当を持って言う。
俺「お、“男”、これ……」
昼食のお弁当イベント、出来るならもらう方に回りたかった……。
男「あ、う、うん。ありがとう」
顔を赤くしながら言う“男”。
こっちの方が恥ずかしいんだよ!
そんなこっちの気も知らないで“男”は弁当のふたを開け、
男「!?!!??!」
そのままフリーズしてしまった?
大阪「わぁ、“私”さん、直球ですねー」
え?どういうこと?
友「うぉ!マジか」
なんなんだろう……、弁当の中身を覗いて、
時間が、止まったかと思った。
男「あああ、あああの。ここれはどういう……」
俺「あや、え、あ。ちが
大阪「これはもう愛の告白としか……」
俺「ち、ちが。チガいまス!」
もう自分で何を言っているのか分からない、だって、だって……
何で適当にかけたケチャップがハート型になってんだ!!!
俺「それは、きっと、ほら、偶然そうなっただけで。だからそういう意味じゃなくて!!」
男「え、えっと、つまり。ああもう!頂きます!!」
言って、ハンバーグを二つに割り豪快に口へ放り込む“男”。
だから俺の方が恥ずかs(ry
でもまぁそれで幾分か落ち着いて、
俺「ど、どう……かな?」
どうにか平静を装って尋ねる。

72 :名無草:2007/03/09(金) 21:49:11.08 ID:M2kFu1qz0
男「美味しい……」
俺「本当に?」
つい頬が緩む。
男「うん、美味しいよ」
そう言って見せた“男”の笑顔が嬉しかった。

友「さて“大阪”さん、約束の物は……」
大阪「作ってきましたよー」
言って、重箱を差し出す“大阪”。
俺&男&友&女「え?」
同じ期間で作ったにも関わらずこの違い……
更に作ったのは“大阪”、一品一品にありえないくらいの折り紙が付くのは分かりきっている。
目を奪われるより項垂れる俺。
“女”も似たような心境なのか、心なしか青ざめている気がする。
男「だ、大丈夫だよ。“俺”は頑張ったんだし、相手は“大阪”さんだよ?」
……それ、なんとなく励ましになってない……。


73 :名無草:2007/03/09(金) 21:49:39.60 ID:M2kFu1qz0
大阪「どうぞ」
“友”は視線で俺に問いかけてくる。
友『まさかこれ、全部食えってのか?』
同じように視線で返す。
俺『やるしかねぇだろ』
男『頑張れ、友!』
女『自分で蒔いた種なんだから、腹括りなさい』
友『マジかよ……』
重箱と向き合い、恐る恐るふたを開ける“友”。
俺&男&友&女「おお!!」
広がるのは色鮮やかで煌びやかかつ純和風な、どこかの料亭を思わせるような料理の数々。
その一つを箸で掴み、口へ運ぶ“友”。
友「う、美味い……」
大阪「そうですかー、良かった」
笑顔で“友”を一瞥、その目は語っていた。
残さず食べてくださいね。
そう、
ノコサズタベテクダサイネ。

昼休み終了五分前、“友”は“大阪”の弁当を食べきった。
俺「す、すげぇ……」
女「あの量を一人で……」
男「か、漢だ……」
友「……見てるか、オヤジ。俺はやったぜ、やり、とげ……げふ」
が、さすがに限界らしく力尽きる“友”。
俺&男&女「“友”――!!!」
大阪「ふふ、まさか食べきるとは……案外やりますね」

74 :名無草:2007/03/09(金) 21:50:56.33 ID:M2kFu1qz0
以上ですた

75 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 21:53:01.83 ID:5s+Bm58JO
乙一

76 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 22:08:56.05 ID:+1XCUcJD0
どんな量でも全部食べるから、可愛い“元”男の子“現”女の子現れないかなぁ……

77 :名無草:2007/03/09(金) 22:33:37.75 ID:M2kFu1qz0
ちなみにあと2つ話し書いたらエピローグです

78 : ◆wjOmYNm0Aw :2007/03/09(金) 22:37:22.03 ID:ti8gY6G30
僕はまだまだ続きがあって大変だぁ

第4章まで特に何も無いからなぁ・・・

79 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/09(金) 22:46:09.20 ID:NfYax2z80
俺なんて1作目や二作目が完結してる分量書いてるのにイベント1つも消化できてないぜ
やっぱもう少し構想練っとくべきですたorz

さて、投下するか


この時代に来て2週間。ようやく女の子の生活にも慣れてきた
「おはよう東さん」
「おはよう」
少しずつ友達もできてきた。勉強はしてないけど。
そんな日の朝のHR
「えーと、というわけで来週は修学旅行だから、班と自由行動のコースを決めとくように」
うちの学校では、4月末に修学旅行がある。行き先は北海道。
しかし……班を決めろと言われても、こっちはもと男なわけで女の子を誘うのは抵抗があるわけで……
「美幸ちゃん!一緒にいこっ!!」
こういう人と一番最初に友達になれたのはラッキーだったと思う。
「さすが夏紀、分かってる〜。」
「東さん……楽しい夜が過ごせそうね」
「うわうわうわ!これは健全な男子高校生が危ない妄想を抱きそうな素敵な珍道中が期待できそうな凄いメンバーだね。私も期待で胸が一杯だよ〜」
「あんたらうるさい。特に由美」
……ラッキーだったんだよね?



80 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/09(金) 22:48:29.30 ID:NfYax2z80
というわけで班のメンバーを確認
山本夏紀 言わずと知れた友之の母。クラスのリーダー格。運動神経抜群。貧乳
中岡洋子 夏紀と同じ部活で副キャプテン。夏紀をいじるのが好き。
市川 翠 静かで不思議な感じの人。洋子の友人
上田由美 マシンガントーク うるさい やたら元気 男女ともに友人多し
東 美幸 俺。そして本来俺の母。今のところおとなしいキャラ。運動がダメ

「で、自由行動の計画を……」
「……」
「どうしたのよ夏紀?」
「いま、なんか胸のことを言われたような」
「アンタの胸が小さいことなんて今更話題にしないでしょ。私以外」
「あんたねぇ……ちょっと私より大きいからって…」
「別にふつーです〜。そこに普通じゃないサイズの子もいますけどね」
「え?私?いやー困ったな〜。ただいまご紹介にあずかりました上田由美です。趣味は―」
「寝言は寝て言いやがれ、ですぅ」
「翠……いつの間にそんなツッコミ方を?」
……女が三人集まれば姦しいとはよく言ったもんだ。ましてや4人だからな……
俺?ノーカウントで


81 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/09(金) 22:57:42.96 ID:NfYax2z80
そして修学旅行当日
「よーし、全員いるか?いないやつは手を上げろ。なんてなー!」
「はーい!私いません!!」
「いるじゃーん!!」
と、担任と上田さんのショートコントでその幕は上がった。テンション高すぎだこの人たち
俺にとっては高校で2回目の修学旅行。何か得した気分だ。
「おらー、野郎ども!飛行機乗るぞ!めがねかけてる奴は外せよ!!」
「はーい!あれ?私の眼鏡どこ?」
「アンタもともとかけてないじゃーん!!」
いや、もういいから。こっちが恥ずかしくなるから

「ついたー!北海道!!」
「北海道はでっかいどー!!」
……いったいいつからあるんだろうこのギャグ
さて、今日はバスでホテルへ移動するだけだ。
「一番、上田由美!歌います」
バスの中でカラオケというのも昔からあるんだな。
「北海道らしいの頼むよ」
「まかせとけ! はるーまだとおいー いなかーまちではー♪」
「いやちょっと待て!!」


82 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 22:58:06.16 ID:/oVp3Lhx0
ゆかりちゃん…www

83 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/09(金) 23:04:03.46 ID:NfYax2z80

そしてバスで行くこと4時間、やっとホテル(性的な意味じゃない)に着いた
で、だ。ホテルに着いたらすることは食事と……
「ほら美幸ちゃん!早く行こうよ!大浴場」
入浴ですよね……
本当に入っちゃうのか?入っていいのか俺。犯罪じゃないのかこれ?
そんな心配をしていた時期が俺にもありました。でも現実は
「うーむ。柔らかい……」
「ふぁ……ちょ、市村さん胸触らないで…あんっ」
「ふふふ……体は正直じゃないか」
現在進行形で犯罪を受ける羽目になりました。
「こら翠。やめなさい!」
助かった……ありがとう洋子さ……
「お楽しみは夜でしょ!!」
……まじですか?


84 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/09(金) 23:06:06.66 ID:NfYax2z80
さて、その夜の様子はダイジェストでお楽しみ下さい
「第一回、女だらけのUNO大会!!もちろん罰ゲームつき!!」
「いえーい!!」

「罰ゲーム!!翠、遠慮なく揉んじゃっていいよ」
「ktkr!!」
「え?ちょ…直接は…ダメぇ!!」

「さあ夏紀、好きな人白状してもらおうか。まあ西村君だろうけど」
「そ、そんなわけないでしょ、あんな奴……」
「ふーん、じゃあ美幸ちゃんにとられてもいいのね」
「な!?」
「は!?」

「はい、取り出したるはお兄ちゃんの部屋から持ってきた裏DVD!!」
「ほほう……これは」
「……なにこれ……そんな……こんなに……」
「でも私はこっちのほうがいい」
「だからやめ……ひゃん!!」

……………
かゆ……
うま…

こうして女同士の友情が育まれました。あと、正直胸は気持ちよかったです
俺の男としての尊厳は確実に失われつつあります。
そして修学旅行はまだ続くんです……
だれか助けて……


85 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:09:16.33 ID:MJ/YbrPdO
wktk

86 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/09(金) 23:10:40.70 ID:NfYax2z80
まったく終わりが見えない……でも今日はこれだけなんだ
正直読み続けてもらえるか不安です……

87 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:13:35.43 ID:cVStIHZQ0
いやいや、グッジョブですよ。
むしろ「読み続けてもいいですか?」って許可を貰いたい感じです。

88 :愛のVIP戦士:2007/03/09(金) 23:15:39.01 ID:ICuIkFulO
自分が楽しんで書いてればいいと思うよ。

89 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/09(金) 23:39:32.69 ID:cVStIHZQ0
今度こそ投下します。

90 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/09(金) 23:41:36.06 ID:cVStIHZQ0
 さて、どうしようか。ハッキリ言って、胸を揉んで、キスをして、ハイお終いってなる
と、男としては非常に困った状態なんだが。せめてフェラしてもらえないかなぁ…………
心からそう思う。とはいえ、あんな会話をした手前、そんなことは言い出せない。
「あ〜あ、誰か俺を慰めてくれないかなぁ…………もちろん性的な意味で」
 虚しいなぁ…………あ、そうだ。トモさんに電話するんだった。携帯で電話をかける。
『もしもし?』
「あ、トモさん?」
『おう。で、何かわかったか?』
「はい。母さんに聞いたら学校の近くにある」
『OK。言わずもがなってやつだな』
「…………大体の見当はついてたんですか?」
『まあな。実はさ、結構多いんだよ。女の子になった人って』
「そうなんですか?」
『ああ。で、原因不明のことが多いんだけど、次に多いのがジュースだ』
「ジュース、ですか?」
『ホントは薬って言うべきなんだろうけどな。ジュースとして売ってるから』
「売ってる……ってまさか?」
『ああ、あの店だ』
 あの店か…………ま、怪しい店だからなんかあんまり驚きがないけど。

91 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/09(金) 23:55:34.26 ID:cVStIHZQ0
「……それにしても、どうしてこんなに詳しいんですか?」
『ん? 俺の彼女かわいいだろ?』
「何ですか急に」
『アイツ、元男なんだよ』
「…………へ?」
『で、まあそういうことだ。それで色々と調べてみたんだよ』
 コレは流石にちょっと、予想GUYデス。いや、知り合いが女の子になったんだろうと
は思ってたけど、まさかあの人だったとは……
『まあアイツはごっつぁん型じゃなくって原因不明型だったんだけどな』
 …………ごっつぁん型って何?
『まあそういうことだ』
「はあ。…………ところで、そのジュースとか以外で元に戻る方法ってあるんですか?」
『さあな。少なくとも俺は知らない』
「そうですか…………分かりました」
『…………じゃあな』
「あ、はい」
 電話が切れた。
「…………」
 兄ちゃんを元に戻す手掛かりは掴めた。……でも、俺は兄ちゃんを元に戻したくない。

92 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/09(金) 23:57:22.33 ID:cVStIHZQ0
以上。

明日辺り終わらせられそう。言い難い。
むしろあと一時間ぐらいあれば十分書ける感じ。
とりあえず、次でラストです。

93 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 00:25:02.83 ID:zd9siWiH0
オンバト保守

94 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 01:01:36.08 ID:h8/Go99mO
個人的にハマカーン派保守

95 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 01:29:59.02 ID:zd9siWiH0
とりあえず完結したんだけどどうしようか?

96 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 01:30:27.05 ID:V26EK/33O
保守

コードギアス観れないみたいで凹

97 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 02:14:29.07 ID:zd9siWiH0
オレはルルーシュたちを見習ってBIGLOBEで見るんだっ!

98 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 02:55:09.58 ID:zd9siWiH0
保守しちゃいます><

99 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 03:52:09.51 ID:eHrhLWtZ0
保守

100 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 06:53:14.61 ID:V26EK/33O
寝起き保守

101 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 07:38:56.38 ID:glYgamO+0
おはほしゅ

102 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 08:45:04.78 ID:K2E3AUNfO


103 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 09:51:03.22 ID:V26EK/33O
保守

104 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 10:35:08.05 ID:zd9siWiH0
ねむほしゅ

105 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 11:32:23.43 ID:zd9siWiH0
ほ〜

106 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 13:05:33.88 ID:vVI7+D3PO
り〜

107 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 13:46:16.39 ID:K2E3AUNfO
え〜

108 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 13:54:52.42 ID:QfU0pFP80
>>105-107
っ[ttp://akikomachi.com/]


109 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 14:17:36.95 ID:y2kRNgMh0
>>105-107を見たふとおもいついた

とある会社の社長の息子が主人公
小さな頃から何一つ不自由無く大きくなる
そんなある日、父親である社長が急死する
父親の遺言により、20歳になったばかりの主人公が社長を任されることになってしまった
そんなある日の事、突然主人公は幼女になってしまう
周囲の人たちは誰も信用してくれず、家にも居る事ができず、寒い夜空の下をとぼとぼと歩く
夜通し、あても無く歩き続けた主人公は、とある場所で、中学時代の悪友に出会う

ココマデ



110 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 14:18:08.73 ID:y2kRNgMh0
見た思いついたじゃなくて、見て思いついた。な


111 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 14:20:50.55 ID:vVI7+D3PO
転生幼女と幼女社長ってあったよね?
あれが頭をよぎった…。

112 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 14:23:26.45 ID:y2kRNgMh0
>>111
ああ、そういえば有ったな
思い出してみると、ほとんどあらすじが同じだな
これはダメダ

113 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 15:39:06.61 ID:vVI7+D3PO


114 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 17:09:36.25 ID:vVI7+D3PO


115 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 18:03:03.83 ID:vVI7+D3PO


116 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 18:56:27.26 ID:K2E3AUNfO
追うんですよ!ドドリアさん!

117 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 19:43:24.44 ID:eHrhLWtZ0
久しぶりに部活したら肉離れしたっぽい('A`)
さて、書くか。

118 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 20:20:57.69 ID:K2E3AUNfO
wktk

119 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:09:20.95 ID:IxHcmR+j0
wktk

120 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:17:07.99 ID:NTPbgsYW0
work taker

121 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:26:43.59 ID:eHrhLWtZ0
やっと書けた
ではいきます。今夜は俺がトップか……

ふにふに
……
もにゅもにゅ
……ん?
「あ、朝っぱらから何やってるんですか翠さん?」
「あ、起きちゃった。」
「あんた、よっぽどお気に入りなのねその胸」
という訳で、修学旅行は続きます
ダイジェストでお楽しみ下さい



122 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/10(土) 21:29:42.03 ID:eHrhLWtZ0
トリ忘れてたorz

「あ、ヤギだ」
「可愛いね。写真撮ろう」
「ジンギスカンうめぇwwwwwww」
「……」

「クラーク博士!!」
「このポーズで写真を撮ろう!!」
「『少年よ、大志を抱け』だっけ?」
「性少年よ、巨乳を抱け」
「ひゃん!?あ、あなたは少女です!!」
「もはや黄金パターンになってる……」

「ノー○ンホースパーク!!」
「うあー、仔馬かわいいー!!」
「うはwwww馬刺しうめぇwwwwww」
「アンタはムードってもんを考えなさい……」
「翠さん……鞭なんて買ってどうするんですか?」
「聞きたい?」
「いや……いいです……」

「牧場!!子牛が可愛い!!」
「ステーキは?」
「ねーよ……ていうか由美?あんたどれだけ食べる気?」
「大丈夫!私どれだけ食べても太らない体質だから」
「そーかい!!じゃあ焼肉100人前食べてもらおうか!!!!」
「……洋子?」


123 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/10(土) 21:32:01.62 ID:eHrhLWtZ0
と、こんな修学旅行もとうとう最後の夜になった。
もはや女の子と一緒の部屋で寝ることに慣れてしまった……
というか、自分が男であることを忘れそうになってしまっていた
なにしろ、風呂まで女の子と一緒に入るわけで……
多分男に戻ったら雑誌のグラビア見ても興奮できないんだろうなぁ……
「ふああああ……寝よか」
「お休みー」

……
「ん……」
今何時だ?2時か……
ちょっとトイレにでも行くか
「ふぁ……あ、美幸ちゃん……どうしたの」
中岡さんが話しかけてきた
「ごめんなさい。起こしちゃいました?」
「いんや、大丈夫。それよりちょっとお風呂でも行かない?」
「あ、いいですよ」


124 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/10(土) 21:34:06.86 ID:eHrhLWtZ0
この旅館の風呂は夜中も開いているようだ。
「うわー、貸切だぁ!!」
「うぇーい……」
「わ、美幸ちゃん、親父臭い」
しまった!つい癖が
「い、いやあのその……」
「あはははは。美幸ちゃんの意外なとこ見っけ」
「もう……」
しかし、この容姿で『うえーい』はないわな……
「ねえ、美幸ちゃん」
不意に中岡さんが話しかけてくる
「あんた。好きな人っている?気になってる子ぐらいでもいいけど」
「え!?」
「別に恥ずかしがらなくてもいいよ。名前とか聞かないし、年頃の女の子なら当たり前だしね」
といわれましても、こっちは本来男なわけで……
「転校したばかりだから……今はいません……」
「あ……そうなんだ」


125 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/10(土) 21:35:19.80 ID:eHrhLWtZ0
「じゃあ、西村君のことどう思ってる?」
また少し間があいて、中岡さんが聞いてくる。
「どうって言われても……」
まさか30年後の世界から来た男の親友同士なんて言えないしな……
「ほら、いつも一緒に帰ってるじゃん。」
「いや、家がお向かいなんで……
「本当にそれだけ?」
「はい……」
何だろう?妙に食い下がるな
「そっか……あのね、見てたら分かると思うけど、夏紀は西村君のこと好きなのね」
いや、見てるだけじゃわかんないんですが……俺が鈍感なのか?
「まあ、でもあの子の性格あんなんだしね。で、私はあの子を応援してるわけ。結構にあってると思うんだよねあの二人」
まあ、将来結婚する二人だしな。結構鋭いなこの人
「でも、最近美幸ちゃんと西村君が帰ってるのを見かけると、結構話しているのよねあなたたち。」
まあ、小学校からの親友だからな
「でさ、どう思ってるのかなって聞いてみたわけ」
えーと、どう答えたらいいんだこれ?


126 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:39:52.77 ID:TkSJX6gz0
http://wannabe.fam.cx/service/2ch_01/link.cgi?http://www.37vote.net/game/1173362723/
↑のサイトの3位、4位の草薙京と八神庵に投票して( ^ω^)

127 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/10(土) 21:42:34.44 ID:eHrhLWtZ0
「えっと、私、前の学校でいじめられていたんです」
しかたがない。できるだけ話そう……半分くらい本当のの話を
「え……?だから転校を?」
「はい。で、これ……」
そう言って俺は左手の「あの傷」を見せる
「え!?ちょっとこれ……」
それっきり言葉が出ない中岡さん……そりゃ当たり前か
「で、こっちへ来てはじめての友達が西村君だったんです。だから……」
「なんで……なんで美幸ちゃんみたいな子がいじめられてたの!?」
中岡さんの声が浴場に響く
「好きな男の子と仲良くしてたら逆恨みにあって……友達もどんどん減っていって……」
「そんな……」
「だから今は、好きな人はいないんです」
なんというつじつまの合わせ方。いいのかこれ?
「……っく……ごめん…嫌なこと聞いちゃってごめんね……」
……泣いちゃった……悪いことしたかな?
「ごめん……ごめんねぇ……私……」
「ううん、大丈夫ですよ。夏紀ちゃんや中岡さんみたいな友達ができたから」



128 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/10(土) 21:43:20.11 ID:eHrhLWtZ0
「わたしも夏紀ちゃんのこと、応援します」
中岡さんが泣き止んだころ、俺は話し出した
「え?いいの?」
「あの二人、昔からの幼馴染なんでしょ?素敵な話じゃないですか」
本当は、くっついてくれないと困るだけなんだが
「うん……ありがとうね」
「はい」
「なんか、本当に美幸ちゃんと友達になれた気がするよ」
「ええ、そうですね」
「よし、これからは敬語禁止ね。ついでに私のことは『洋子』って呼んで。どうも『さん』や『ちゃん』って呼ばれるのが嫌で」
「はい」
「ほら、敬語はだめだって。今度言ったら翠に胸もませるよ」
「え?じゃあ敬語にしますね」
「ええ!?ついに目覚めちゃったの!?」
「冗談だよ。これからもよろしくね。洋子」
「あはは、実は結構お茶目なのね」
こうして、俺たちはより深い友情で結ばれたのだった

「あー、もう1日一回は触らないと落ち着かない〜」
「ちょ……翠さん、やめっ……」
「嫌っ!翠って呼んで!!」
「何でですか!?ちょっ……ダメぇ」
「結局揉まれるのねこの子……」


129 : ◆KjoXDJ3iYI :2007/03/10(土) 21:44:49.36 ID:eHrhLWtZ0
今日はここまでです
それでは以後の投下ラッシュにご期待下さい

130 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:49:16.90 ID:K2E3AUNfO
それでは今後の投稿ラッシュにwktkしてます

131 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 21:50:26.15 ID:V26EK/33O
GJ

132 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 22:34:52.34 ID:vVI7+D3PO
投下出来ないから保守

133 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:06:59.93 ID:zd9siWiH0
いってみよっかな?

134 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:12:02.23 ID:vVI7+D3PO
wktk

135 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:17:15.85 ID:NTPbgsYW0
こいこい

136 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/10(土) 23:24:01.92 ID:zd9siWiH0
 眠い。昨日はあまり眠れなかった。それは考え事をしていたからで、内容はそう、女の
子になってしまった兄ちゃんを元に戻すかどうか。…………そして、結論は出た。
「俺は兄ちゃんが好きだ。だから元に戻したくない」
 口に出してもう一度確認する。うん。俺の決意は変わらない。もしかしたら元に戻れる
かもしれないって言うのは黙っていよう。ずっと、胸の奥にしまっておこう。
 さて、時刻は午前8時。そろそろ朝食も出来ているはずだ。そう思い、部屋を出た。す
ると、タイミング良く兄ちゃんも部屋から出てきた。
「あ……」
「てっちゃん、おはよう」
「うん、おはよう……」
 ちょっと気まずい。昨日、あんなことしたし、それに俺は…………隠し事をしている。
ふと、兄ちゃんの服装が気になった。どう見ても外出着だからだ。
「どっか行くの?」
「うん。学校の近くのお店」
「…………え?」
 学校の近くの店って言ったら……あの店、だよな?
「……どうして?」
「どうしてって、この身体を元に戻すためだよ」
 ……なんで知ってるんだ?
「ああ、うん。トモくんに聞いたんだよ。同級生だからね」
 そうか、すっかり忘れてた…………

137 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/10(土) 23:27:11.14 ID:zd9siWiH0
「トモくんがさ、てっちゃんにも言ったんだけど、教えないかもしれないからって」
「……んで…………」
「ボクは男に戻るよ」
「……なんで戻るんだよ」
「てっちゃん……」
「俺のこと好きだって言ったじゃないか!」
 俺は、兄ちゃんに戻って欲しくなかった。勝手かもしれないけど、本気で好きになっち
まったから。
「でも、このままボクが女の子でいると、絶対にてっちゃんとイケナイコトしちゃうよ」
「俺は構わないよ。むしろ俺は兄ちゃんと、そのイケナイコトってやつをしたい」
「……もう、困らせないでよ。ボクだっててっちゃんとイケナイコトしたいんだから」
「なら」
「でもダメだよ。ボクとてっちゃんは兄弟だから」
「ダメじゃないさ。世間が許さなくてもいい、俺は兄ちゃんと」
「ダメだって言ってるだろ!!」
 ……もしかしたら、兄ちゃんに本気で怒鳴られたのはコレが初めてかもしれない。
「ボクはてっちゃんが好きだ。だからこそてっちゃんにイケナイコトをさせたくない」
 変な話かもしれない。けれど、今の兄ちゃんは、今までで一番男らしいと思う。
「お互いが身体を求めたのだって、一番近くにいた異性だったから、それだけだよ」
 違う。それだけは絶対に違う。確かに初めはそうだったと思う。でも、今なら分かる。
俺は兄ちゃんだったから繋がりたかった。そして…………多分兄ちゃんも。
「ね、そうでしょ? だからさ…………そう思おうよ」
 兄ちゃんは弱々しくそう言った。その瞳からは涙が零れていた。俺は多分、いや、確実
に、かな。この先も一生、兄ちゃんには敵わないんだろう。

138 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/10(土) 23:29:19.60 ID:zd9siWiH0
「俺、もう一回寝るよ」
 そう言って部屋に引き返す。そう、コレが一番いいんだ。
「兄ちゃんが女の子になったなんておかしな夢を見てるからさ」
「……てっちゃん?」
「きっと、もう一回寝れば夢から覚めると思うんだ」
「…………そっか」
「だから、もう一回寝て、目が覚めた時は、男の兄ちゃんにおはようって言って欲しい」
「うん。絶対に言うよ」
 クサイって言うかなんていうか、我ながら芝居がかってると思う。滑稽だ。でも、こう
いうほうがいいんだよ。多分。…………いや、イキってるわけじゃねーよ? アレだよ?
オレ、ちゃんとスタイル持ってるぜ? って、そんなのどうでもいいか。ああ、そうなん
だよな。そう、今までのはきっと、全部タチの悪い夢だったんだ。だから、早く目ぇ覚ま
さないとな。そう、兄ちゃんが愛おしいのは……まあ本当だけどさ、それは兄弟としてな
ワケでさ。兄ちゃんを異性として好きなんてのはきっと、そう、きっと…………錯覚だ。
「じゃあ、おやすみ」
「おやすみ」
 俺と兄ちゃんの別れはそんな感じで。バタンとドアを閉め、ベッドに寝転がった。昨日
はあんまり寝てないし、まあ眠れるだろう。横になってしばらくすると、段々と意識が薄
れていった。

139 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/10(土) 23:30:59.59 ID:zd9siWiH0
「んん……」
 視界がぼやけてる。でも、明るい。…………今何時だ?
「おはよう」
「ん、おはよ」
 俺と兄ちゃんの再会はそんな感じで。
「今何時?」
「えっと、うん。12時38分だよ」
 もう昼か…………少し寝すぎたな。
「昼ごはんは?」
「ハンバーガー。てりやきセットでよかった?」
「うん。ふぁ〜あ…………」
 ホント、長い長い夢を見ていた気がする。…………もしかしたら、ホントに全部夢だっ
たのかもしれない。
「ね、てっちゃん」
「ん?」
「おはようのキスする? それも深いやつ」
「…………気持ち悪い」
 夢じゃなかったか。まあどっちでもいいさ。
「ひどいなぁ、傷ついちゃうなぁ」
 何を言うか。この口は。こうしてやろうか。
「…………」
「…………ホントにキスしないでよ」
 なんとなく、してしまった。
「別に、家族ならするだろ。そりゃまあ唇だったけどさ……」
「うぅ〜……///」
「ま、もう二度としないから。……早く飯にしよう」
「…………うん、そうだね」
 俺と兄ちゃんの再開はそんな感じで。俺と兄ちゃんはこれから先もずっと、きっと変わ
らずにやっていくんだろう。そう、いつまでもそのテンポで。
                                   〜Fin〜

140 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:33:08.68 ID:vVI7+D3PO
>>139乙!次も期待してるよ

141 :愛のVIP戦士:2007/03/10(土) 23:42:10.51 ID:eBUEZXMC0
アッー

142 :Allonym ◆iqP3HuSAqU :2007/03/10(土) 23:47:22.50 ID:zd9siWiH0
以上です。

この後は全く持って普通の生活に戻ってます。
二人ともちゃんと女性とお付き合いしていると思います。
で、今回はエピローグとかそういう予定はありません。
次の作品があるかどうかも分かりません。
仮にあったとしてもこのコテではないかもしれません。
ってか、うん。まずこの作品のタイトルが決まっていません。

まあとりあえず、ココまで読んでいただき、ありがとうございました!!



念のため、まとめたやつを置いておきますね。パスは「hyon」です。
http://wannabe.fam.cx/service/2ch_01/link.cgi?http://up3.viploader.net/mini/src/viploader119117.txt.html

143 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:04:40.29 ID:YbKtYV4w0
乙でした。

144 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:06:02.26 ID:WwJztlAgO


145 :名無草:2007/03/11(日) 00:23:01.55 ID:YSbgGkJF0
じゃぁ投下します


















明日の夜くらいに

146 :捕鯨船:2007/03/11(日) 00:23:55.19 ID:NVNuuKG90
ちょっと遅れながら
投下しますね

147 :捕鯨船:2007/03/11(日) 00:25:28.15 ID:NVNuuKG90

「あ、母さん?」
ということで電話してみた。声変わってて解るだろうか・・・
「もしもし。ああ、どう?元気?」
・・・わかったらしい。オレオレ詐欺とかに引っかからないか少し心配だ
「元気もなにも・・・女になっちゃったんだけど。母さんなにか知ってる?」
「え!?どういうこと?」
驚いている・・・うん。驚いてる。でも確かに先生は両親がどうのこうの言ってたんだよなあ
「で、本当は?先生は両親が連絡してきて手続きしたって言ってた。だから学校にも行けたんだけど?」
絶対的に何か裏があるのはわかったんだよね。あれだあれ、人為的なのは確実
「それに女いたじゃん?僕の友達の。あいつも僕にぴったりのサイズの制服持ってたんだ。お下がりっていって貰ったけど
、1年のころに比べて服変えなきゃいけないほど背が伸びてない。このために用意してたんじゃないかって」
「・・・いつのまに鋭くなったの?はあ・・・明日まで待ってなさい。明日私たち一回帰るから。夜にだけど。女ちゃんと
友君も呼んでね」
やっぱりなんかあるんだ・・・しかもいきなり帰るとは、唐突だな
「・・・わかった。じゃ、明日」

とりあえず明日の夜、全部解る
そう、ひぐらしのなく頃に・・・ って違うかこれは

148 :捕鯨船:2007/03/11(日) 00:28:16.21 ID:NVNuuKG90
翌日学校同じように学校に行き授業を受け、昼休みに購買でパンを買って食べていると、急に尿意を催した。
そこで重要なことを思い出す。
そう、今僕は女。つまり女子トイレを使用しなければいけないのだ。
しかし、まさか僕が女子トイレについて知識があるはずがなく、正直入るのには相当な抵抗がある。なんか不思議ルールが
あったら困る。未知の空間だぞ。ドリームなワールドです。
「どうした?」
「い、いや・・・」
ああやばい。どっかで女性は尿道が男性と比べて短いから、ガマンできる限界時間が短いとか聞いたことがある。
つまりは今までの調子でガマンすると大変なことになるのだ。
だけどやっぱりトイレに行く勇気は起きない。まさか「女ー、わるいんだけどトイレ付き合ってもらえる?しかたがわからな
いからさ」とか言うわけにもいくまい。っていうかプライドが許さない。
「・・・ああ、トイレか」
「う、うん・・・・どうしよ・・・」
「体育館昼休み誰も居ないんだよなぁ。あそこにもトイレがあったきがするんだよなあ」
・・・さすが友!僕の気持ちを察してくれたか!
男同士の友情で硬く抱き合おうとして途中で止め、そりゃもうそそくさと体育館へ向かう。
「・・・よ、よし。いくぞ・・・!」
と意気込んだはいいものの、結局入ったのは男子トイレ。
「うう・・・なんか見た目だけだと場違いだな」
ぼやきつつも個室に入り、開放する。
静かなトイレに水音が響き、なんともまあ・・・その、そりゃね?
誰も居ない男子トイレに、心は男といえ女子がはいって、こっそり済ませてるなんてえらい背徳的というか・・・
「って危ない・・あやうく変態になるとこだった・・・あ、紙がない・・・!?」
予想外です

149 :捕鯨船:2007/03/11(日) 00:33:43.13 ID:NVNuuKG90
そこまで切羽詰ってたのか僕・・・確認しようよ・・・
と思っていたら上からひもで釣ったロール一つが降りてきた。おお、神の恵みか!?紙だけに
それを回収して拭いて、流す。
うん。今思ったら一大事じゃね!?誰だか知らないけど早速変態的な噂が広がるよ!
あわてて扉を開けたらそこには変わり果てた友の姿が!・・・いや、変わり果ててないけど
「ど、どこから居た!?」
「場違いだなってあたり」
うそん
「え、じゃ、じゃあ・・・その、聞いてた・・・?」
「ああ。もちろん。今夜のおかずにさせてもらうぜ!」
「うわ、こ、コロス!」
太ももにつけたホルスターから電動のハンドガンを取り出して友に掃射。サブマガジンを内ポケットから取り出して装弾。ま
た掃射っ!
「はっはははははh!普通女子は水流して音消すもんだぜ!?」
「知ってるけど知らないよ!しね!」
ちなみに、女になってスカートをはくので映画みたいに太ももに銃を隠し持てるようになったのはすごく嬉しい。カッコイイ
からね。

放課後になって女と友に夜うちに来るように伝えて家に帰る。両親が来るなら一応そこそこの料理は用意しておくべきか・
・・・とか思って買出しに出かけて、調理するとすぐ夜に。
誰か時間の早く進む魔法でも使ったのかな?(違

150 :捕鯨船:2007/03/11(日) 00:36:18.10 ID:NVNuuKG90
「どうも、父です」
「私は母です」
「お久しぶりです。女です」
「ご無沙汰してます、友です」
なんだこの挨拶・・・
「で、話してくれるんだよね?」
「ああ・・・・」
さっきのふざけた雰囲気から一変して、父が真顔になる。母さんこの顔にほれたとかいってたなあ・・・
「えーっと、まず何処から話そうか・・・そうだな、お前男だったとき、セキをしていただろう」
あー、なんかクセになって直らないとかいうあれか。たしか幼児がなりやすいって知って凹んだっけ
「実は・・・アレ、癌だったんだ。しかも末期の・・・なぜか症状はほとんど無かったんだが、それでも残った時間はわずか
だったんだ」
・・・は?なんだそれ。なんだそれ、ナンダソレ?
「だ、だってあの時・・・ただのクセだって、言ってたじゃない・・・!?」
「それは・・・すまん・・・俺たちが話す勇気がなかったんだ・・・お前に絶望してもらいたくなかったから」
母は悲しそうな目で僕を見ているだけだ。
「話は変わるが、お前は俺と母さんの職業、知っているか?」
「いや、一流企業のエリート、としか」
「実は、医者なんだ。医者って言っても手術とか、治療とかじゃない。生体学やバイオ・・・解りやすく言うと、内臓だけを
培養して患者に移植したり、昔ES細胞ってあったろう。そういう研究だ」
企業もなにも無いじゃないかバカヤロウ
「で、お前が末期癌だということを知って絶望していたとき、あることを思い出したんだ。数年前、ある大学教授が立案した
「HKOK培養槽による完全女体化」これは一旦身体を構築物質・・・まあ、アミノ酸とか、細胞とかそのくらいまで分解し
て、遺伝子を書き換えたあとに再び構築しなおす・・・というものだった。そのプロジェクトに参加していたときのことを
な」
女体化って・・・・

151 :捕鯨船:2007/03/11(日) 00:37:56.83 ID:NVNuuKG90
「そう、そこで教授は人体実験まで成功させたんだ。俺も母さんも感動したよ。とりあえず、それの応用で病気を治せるんじ
ゃないかと、思った。思ってしまった。分解した時点で癌細胞の遺伝子を取り除き、その分生体成分を追加して構築しなおせ
ば治る。理論的には可能だったし、教授に話してみたらできる可能性もある。ということだった」
「・・・じゃあ、僕は・・・」
「そうだ。そこで女体化させ、癌を治したんだ」
そこで母さんが口を開く
「ただ、最初の実験のときはよかったんだけど・・・今回は、倫理とか、そういう問題が出てきたのよ」
「一旦分解して、構築しなおす。記憶は一緒だけれど、身体どころか脳だって女性の脳になっているのよ。作り直したあなた
は、本当に今までの人と同じなのかしら?って。私たちは悩んだわ。怒鳴りあって喧嘩もした。その髪の色が前と違うのも、
構築の途中で体毛の色素を作る機能を構築しきれなかったからなの。他には、調べられる限り調べた分だと大丈夫なはずだけ
ど、それでも100%とはいかないわ・・・これから、なにかあるかもしれない」
「すまない・・・・結局、お前に話すことなく、勝手に」

152 :捕鯨船:2007/03/11(日) 00:39:03.92 ID:NVNuuKG90
次は友が語り始めた
「お前の両親はお前と一番仲ののよかった俺に相談してきた。女になって、それからのことを。説明するには癌のこととかも
話さなきゃだけど、どうしたらいいだろうってな。だから俺は「ベットにそっと寝かせておいて、朝起きたら女になっていた
」ということにしたらどうだろう、ってアドバイスしたんだ。それなら多分俺か女らへんに相談にくる。二人でフォローしな
がらうやむやにして、いつのまにか日常に戻っている。それがいいと思ったんだ。・・・女には、悪いことをしたけどな」
「それじゃあ・・・僕が友に電話して、女を呼んで、服とかを買うことも解ってたの?」
「まあな」
「だからあんなにお金持ってたんだ・・・」
「ああ」
また父が
「学校や行政に戸籍なんかを書き換えてもらってな。ずっとばれないのがいいと思ってたが・・・こんなに早くぼろがでると
はな・・・」
「私たちからはこれで終わり・・・ごめんなさい。許してとは言わないわ。勝手すぎるものね」
許す以前に、なにがなんだか解らない。
整理すると、僕が癌になって、治すために女体化して、だけど前の僕とは別人・・・?
「あとは女ちゃん、どうするの?」
そこで母さんが女に話しを振る。他になにかあるのだろうか
「・・・あの、昨日は落ち着いたらって言ったけど、その・・・話があるから、今日は私の家に泊ってもらえないか?」
・・・?
「私は一人暮らしだから、問題ない。話があるから、泊ってもらえないだろうか・・・」
「・・・よくできました。どうする?あなたは泊る?実は用意ならしてあるけど」
母さんが小さな鞄を差し出してくる。女が言うからには大事なんだろう。泊る必要性がわからないけど・・・きっと話しにく
いことなんだろうし、断るのは悪い。なによりこんなにつらそうな、真剣な彼女は始めてみた。

153 :捕鯨船:2007/03/11(日) 00:40:38.47 ID:NVNuuKG90
今晩はこんなもんで
明日で完結しますー
ではノ

154 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 00:44:24.12 ID:YbKtYV4w0
挨拶のあたりで盛大にフイタwww


155 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:02:36.43 ID:CVx+y1Iz0


156 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 01:37:54.63 ID:nwhwkjaU0
>>153
ナイスジョブ!

157 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:10:09.92 ID:YbKtYV4w0
適当な所まででけたから投下します

158 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:10:38.12 ID:YbKtYV4w0
夏休みがやってきた。
といっても恵のやることはひとつしかない。
「もうちょっと高校生活エンジョイしたかったな。」
元の成績は中の下、にもかかわらず実質飛び級なので、どうやら死ぬ気で頑張らないといけないようだ。
そんなわけで勉強漬けの日々。
「それにしても、ヒデ大丈夫なのかな。」
英雄の方はと言えば、朝からサッカー部の練習、それが終わったかと思えば恵の家庭教師で、
帰ったらまた自分の勉強もしているのだろう。体力、精神力共に半端ではない。
そして、七月も終わりに差し掛かったある日の夕食。
「全国大会、一回戦だけ出してもらえるって!」
マッキーの声が食卓に響いた。
「…よかったね。」
本当は俺が出るはずだったのに…いや、それもちょっと違うか。ああ、一人が二人になるってのはどうもややこしい。
「恵、もっと喜んであげたらどうなの?」
「はいはい、おめでとさん。」
「恵っ!」
「…こっちは勉強で疲れてんだから。」
「そうそう、あんた成績下がったってね。」
当たり前だろ、中身が違うんだから。
「正樹も頑張ってるんだから、あんたも頑張りなさいよ。」
一人っ子のときは兄弟姉妹に憧れたりしたものだけど、こうなってくると一人っ子の方が気楽で良かったかも。
なんで親はそう兄弟同士で比べたがるんだろうか。
「ごちそうさま。」
今日はもうやる気が出ない。早く寝よう。

159 :また忘れた ◆iIl1lB4oT2 :2007/03/11(日) 02:11:49.64 ID:YbKtYV4w0
一日は長く、でも一週間は短い。時間の感覚とは不思議なものだ。
英雄、マッキーらサッカー部が発っていき、今日は一回戦の日である。
恵もこの日は母とともに父母会でテレビ観戦した。
後半も後半、残り二十分ぐらいとなったところでようやく画面に「立花正樹」の文字。
まあ、現実はこんなものか。それでも出場できるだけ…。
「こら、そこオフサイド!」
「あら恵、詳しいのね。」
「…オフサイドくらい一般常識だよ。」
そういうことにしておこう。実際はどうだか知らないが。
「んー、なかなか点入らないのねえ。」
母さん、あなたにはどうやらバスケ観戦のほうが向いているようです。
「もうあと一分しかないじゃない!」
「でもまだロスタイムがあるから…。」
「詳しいのね。」
「…ロスタイムなんて知らない方が恥ずかしいレベルだから。」
今度は多分胸を張って宣言できます。
「あ!」
マッキーがボールを持って左サイドに大きく飛び出してきた。
「いけー、正樹ー!」
だめだ、あのままじゃ塞がれるだけ。
「ちょっと、何敵にパス出してるのよ!」
なるほど、そこが空いていたか。…母さん、ちょっと黙っていてください、恥ずかしいです。
ボールは走りこんできた英雄の手に渡り、そのままゴールへ…。
会場と、恵たちのいる部屋は、大歓声に包まれた。
そしてそのまま試合終了。

160 :1レスに入らなかった ◆iIl1lB4oT2 :2007/03/11(日) 02:12:37.03 ID:YbKtYV4w0
再びの歓声の嵐が去ったあと、誰かがどこからかビールとコップを出してきた。
「恵ちゃんはジュースでいいかな。」
「はい。…弟がでしゃばってすいません。」
「いやいや、ナイスアシストだったよ。」
うん、本心では自分でもそう思っている。あの場にいるのが俺だったら、あそこにパスは出せなかった。
一か月もしないうちにずいぶん上達したんだなと思うと、泣きそうになった。
自分だと思ってた人が違う人生を歩み始めている…。
「それでは息子達の一回戦勝利を祝って、カンパーイ!」
…今は涙はお預けだ。それにしても一回戦でこれなら、優勝なんてしてしまった日にはどんな騒ぎになるのだろうか。

161 :I'm my sister ◆iIl1lB4oT2 :2007/03/11(日) 02:13:11.49 ID:YbKtYV4w0
夜、携帯電話が鳴った。
「姉ちゃん、勝ったよ。」
「うん、見てた。」
「まあそんなことはどうでもいいんだけど。」
おい、今なんて言った。どうでもいい? お前それはないだろう。
俺がその大会に出るためにどれだけ苦労したか分かってるだろ。
ましてや憧れだった先輩のアシストまで出来て…「どうでもいい」だと?
お前、末代まで恨み殺してやろうか?
「あのさ…今日、あの後、マネージャーの松代さんに告白したんだ。そしたら…オーケーって。」
え…。
「そ…そう…。」
確か入学式の日に一目惚れして…、サッカー部のマネージャーになったと知った日には大喜びして…、
サッカー部の友人数人巻き込んで遊びに行ったりして…、でも好きだってなかなか言い出せないで…。
「良かったじゃん…。」
「姉ちゃん? 泣いてるの?」
「え?」
言われて気づいた、確かに泣いていた。
「ああ、あんたにもついに彼女が出来たかと思うと嬉しくて。」
「何言ってんだよ、中学のときにもいたじゃんか。」
知ってるよ、それくらい。
「三日で終わったけどな。」
「うるせー!」
笑ってる声を聞くと余計哀しくなる。
「じゃあ、またね。」
これ以上話していられない、そう思って強引に電話を切った。

162 :I'm my sister ◆iIl1lB4oT2 :2007/03/11(日) 02:13:43.95 ID:YbKtYV4w0
立て続けにもう一度電話が来た。
「恵、一回戦突破したよ。」
「そんなこと、どうでもいい!」
まさか自分まで言うことになるとは、五分前の自分は知らないんだろうな。
「…正樹君のこと?」
「…知ってたの。」
「うん、まあ、みんなが盛り上がってる中で告白したからね。」
「そう。」
間。
「本当は先に電話しようと思ってたんだけど…。」
「慰めてくれなくても、いいよ。」
今の自分は、彼女にとっては立花君のお姉さんでしかない。
恵は今、やっと自分の立場を本当に理解したのかもしれない。
どちらが本物か分からないけど、少なくとも自分にとっては「偽者」である正樹に、
二年間の高校生活も、全国大会出場も、好きな人も…何もかも奪われた。
お互いに何もしゃべらずに、十分位経った。
先に口を開いたのは英雄の方であった。
「もう一度、立花恵に同じことを言うとはな。」
「え?」
「…僕は、君のことが好きです。付き合ってください!」
「へ…?」
「ダメ…かな?」
「いや…もうそうなってるものかと…。」
「だってそれは、前の恵とだから。君の意見も聞かずに、勝手に恋人だなんて思ったりしないよ。」
誠実な人だな。改めてそう思った。
「でも、なんでいきなり?」
「恋を忘れるには新しい恋って言うでしょ。」
「…少し、考えさせてください。」
いろいろあって頭が働かない。今日はもう寝よう。
恵は英雄におやすみとだけ告げ、電話を切って布団に入った。

163 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:14:05.16 ID:YbKtYV4w0
今回は以上

164 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:41:49.50 ID:vhKzkeCA0
GJ

165 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 02:44:07.26 ID:YbKtYV4w0
実際オフサイドとかロスタイムはどうなんでしょうかねぇ?

166 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 04:02:32.60 ID:CVx+y1Iz0
ああああああぶ

167 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 04:45:59.98 ID:YbKtYV4w0
あぶく

168 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 05:40:43.21 ID:YbKtYV4w0
ぶくぶく

169 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 06:13:04.76 ID:YbKtYV4w0
人魚姫

170 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 07:43:55.78 ID:aubAyI+dO
陸に上がって

171 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 08:19:12.30 ID:ALl9OAPlO
まずい!息ができねぇぜ!

172 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 10:53:39.51 ID:YbKtYV4w0
こんなときは…

173 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 11:24:07.16 ID:nwhwkjaU0
>>165
高校生男子なら75%ぐらいは知ってると思うよ。

174 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 11:46:57.63 ID:brEUxHKi0
>>165
サッカーを殆ど知らない私ですら高校時代にオフサイドを覚えた。
オフタイムはもうちょっと後だなぁ…いあ、それも高校時代ね。

175 :愛のVIP戦士:2007/03/11(日) 11:47:21.12 ID:brEUxHKi0
オフタイムって何だorz
ロスタイムね…